今日の勉強会では、パニック障害とアレルギー性疾患(気管支喘息)、不整脈について学んだ。


パニック障害の治療には、抗不安薬や抗うつ薬の後に、認知行動療法に系統的脱感作法(曝露療法)なんてあるんですね。少し荒療治な感じがします。要するに同じ体験をさせて慣れさせるみたいな感じでしょうか。


アレルギー性疾患では、アイピーディ(スプラタスト)という薬剤を初めて知ったが、Th2サイトカインの産出を抑制するらしいが、1995年発売でこれが本当なら、かなりすごいですね。IBDの世界では今、Th2の抑制のメリットの話も出ています。Th2を抑制する薬剤はなかなかないらしいです。


最後に不整脈。不整脈と言えば頻脈のイメージだが、今日は徐脈の方を学んだ。徐脈だと交感神経刺激薬系が治療薬になるんですね。それが、抗コリン薬のアトロピンもあるなんて知らなかった。副交感神経を抑える薬剤も自律神経系で考えると結果的に交感神経亢進につながるのですね。後、心電図を確認。P・Q・R・S・Tまであり、陽イオンである、ナトリウムやカルシウムの流入を抑制したり、カリウムの放出を抑制したりする事が治療になる。


毎日、疾患と治療薬の勉強は、かなりの知識アップになります。特に今日は中身の濃い内容でした。


便利な時代です。まだまだ勉強していきますよ。