M・Lステッドマン 著
古屋美登里 訳
早川書房

ずっと読みたくてウズウズしつつ、
なかなか、ガツンと読書時間も取れず、
本棚に静かに佇んでいた、
この美しい一冊。
ここ、数日、
どこに行くにも持ち歩きつつ、
のめり込み読みふけりました。
こんなにも、
「息をのむ」
という状態で、
前のめりに貪り読んだ本は、
久しぶり、という感じです。
自分の鼓動が速くなり、
じんわりと、手の汗すら、感じながら。
嗚呼、、、
神様、、、
と、
祈りながら、、
気づけば、
どこか、自分の胸の奥の方に眠っている、
罪悪感まで、ザワザワしていて、
気が気じゃない。
作品の世界にどっぷりと入りこみつつ、
同時に、自分自身にも、
なかったことの様に自分自身に言い聞かせ、
棚の上にあげたまま、
すっかりその存在すら忘れてしまっているような、
そんな、罪。
が、どこかにあったんじゃなかろうか、、
と、
ドキドキが止まらなかった。
「嘘」
をつかなければ、生きていけない。
そんなことも、
あるよなぁ。
そんなことを、思いながら。
鼓動は、速まり、
早く、読み終わりたかった。
早く、すっきり、したかった。
そんな臨場感たっぷりの、
一冊です。
ぜひ、
ガツンと、
読書時間の取れるときに、
一気に読むのがオススメです。
内容に関してのことに一切触れず、
抽象的な感想しか書かなかったのは、
是非とも、予備知識なく、
まっさらな状態で読んでいただきたかったからです。
最後に、
古屋美登里さんの翻訳での文章力の素晴らしさが、この、絶え間ない臨場感に拍車をかけていると思います。
本当に、素晴らしい日本語!!
と、稚拙な表現しか出来なくて情けないですが、、、。
読書の真冬。
に、ふさわしい、
一冊です。。。