「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
アメリカのスクールイヤーは、9月から6月で、夏休みは、6月半ばから8月いっぱいまで、まさに2カ月半。
この時期は、残念なことに、別れが多い季節でもあるのです。
オレゴンは、駐在の方も多くて、短くて2,3年、長くて10年以上の方もいる。
私たちは、日本人家族でありながら、永住組という、珍しいパターン。
子どもが日本人学校にも通っているので、駐在の日本人家族とも仲良くしてもらっています。
年間通して、転入出が多いけれど、このスクールイヤーの区切りである6,7月は、特にお別れが多い。
双子が、日本に戻ることになったお友達のお別れ会に誘われました。
いつもは、バスケ試合のために、ほとんど参加できないのだけれど、この日は奇跡的に、バスケ試合前に、少し参加できることに。
大好きなお友達なので、ちょっとでも参加したいとのことで、バスケの試合の準備をして、朝から集合場所に行きました。
日本人ファミリーばかりで集まれるのは、そうないので、子どもたちも、私たちもとっても嬉しい。
子どもたちは、釣りをしたり、川に入ったり、サップをしたり、散策したり、大喜び。
私たち親も、ストレスフリーの日本語の会話で、あれこれ話してとっても楽しい時間。
オレゴンという土地柄か、キャンプに精通している人が多いので、専門的な道具がたくさんで、私たちも興味津々。
共通の話題は、互いの仕事や、子どもの教育や進学、日米の違いや、夏の過ごし方など。
駐在で来られているご家族は、技術系の方が多いので、普段口数が少ない大臣も、共通の話題があって話しやすそう。
今回、ちょっと新しいフェーズに入ったなと思うことがあって、面白いことがあった。
中学生の息子たちにとっての別れが、別れでなく、世界中に友達が散っていくという見方に変わったこと。
今回、帰国されることになったお友達は、東京へ戻り、私たちは、今月から日本に一時帰国し、東京を通過します。
それが、子どもたちの中で盛り上がり、東京で、子ども同士で会おうという話に発展していました。
中学生になった今では、子ども達同士でラインで繋がれるし、待ち合わせをして、会うこともできる年代。
親抜きに、子ども同士であらゆる計画をしてるのが、とっても嬉しく、成長を感じた瞬間でした。
アメリカでは、子ども同士でお出かけはできないので、安全な日本だからこそできるワクワクな挑戦。
別れは寂しいけれど、裏返せば、世界中に友達が散っていくということ。
これが、子どもたちにとって、最高の繋がりになることは間違いない。
「寂しい、さよなら。」でなく、「次は、世界のどこで会えるかな?」を楽しみに。
互いに成長して会えるように、全力で行くぞ!
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!