靴下が違う娘。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での

子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

アメリカの小学校では、毎週金曜は、

お洋服にテーマが与えらえる。

 

・映画のコスチューム

・変な組み合わせ

・〇〇色

・パジャマ

・変な靴下

・スクールTシャツ

 

もちろん、その通りにしてもいいし、

やりたくなければ、普段着でオッケー。

 

おしゃれよりも、心地よさを求めるアメリカでは、

親もラフな格好が多い。

 

基本は、Tシャツ、短パン、サンダル。

 

私も、演奏日以外は、年中

ノーメイク、眼鏡、家着、サンダル。

 

 

学校では、子どもの服装も自由。

 

アクセサリーも耳当ても

(なんていうの?

うさぎの耳がついたような、耳の防寒)

帽子も何でもあり。

 

ハロウィンやハリーポッターで出てきそうな、

付け耳をしている子もいる。

 

髪なんて、もちろん何でもいいし、

先生だって、虹色カラー。

 

娘も、パジャマデイには、パジャマで登校。

 

だから、ルームシューズにパジャマ、

ガウンをダラダラ引きずって、

ぬいぐるみ抱えて、アイマスクを

おでこに付けて歩いていても、

誰もなんとも思わない。

 

そもそも、服装で人を判断することがないし、

それが、何かの判断基準にはならない。

 

 

そんな文化で育った我が子たち。

 

ある日、兄のバスケ観戦をしていたら、

娘の靴下が、左右違うことに気づいた。

 

「違うね。」

と、声を掛けたら、

「一人だけSilly Socks Dayやねん。」

と、娘。

 

"Silly Socks Day"とは、まさに

「変な靴下の日」のこと。

左右違って当然。

 

ふと思ったけれど、日本の五本指靴下や、

かかとちゃん(知ってますか?私の愛用品。)

だと、超クールかもしれない。

 

Silly Socksもなにも、

娘は、きっと部屋に服が取っ散らかっているので、

セットで見つけられなかったのか、

片方は破れて処分したのか、

まぁそんな理由なんだろうけど。

 

左右違う靴下を、当たり前に履けるのが

いいなぁ、大切にしてほしいなぁと思った。

 

 

日本に一時帰国するたび、

公立の小中学校に通わせてもらっているけれど、

中学に進学した途端、制服になるのに

驚いた、うちの双子。

 

「なんで夏やのに、長ズボン履かなあかんの?

なんで、靴下の色とか決まってんの?」

 

と、嫌味は全くなく、本当に本当に

不思議で仕方なかった息子たち。

 

 

義務を教えられる日本と、

権利を教えられるアメリカ

 

集団を育てる日本と

個人を育てるアメリカ

 

 

いい、悪いじゃない。

 

「こうでないといけない」からは解放されて、

目の前に、どんな相手、人種、外見の人がいても、

受け入れて、寄り添う気持ちを持ち続けてほしい。

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、

いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、

夫婦の形、

自分の人生についてのお話も、

たくさん聞かせてください。

 

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会える日を願って!!