産まれて初めて心から感動した娘。 | のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

元国立大学准教授の夫と、国立大学附属教員夫婦による、頭も体も心も最大限に高める子育て。

ここでは、オレゴン州の普通の日常をお届けします。

 

 

学校の遠足で、マチルダのミュージカルを見て、興奮の様子で色々話してくれた娘。

今までと違う熱量を感じ、

「何か心が動かされるものに出会わせたい」

大作戦を継続中の私は、話を聞きながら、同じく興奮していました。

 

 

ちょうど、日本に一時帰国する前だったので、すぐさま日本のミュージカルのチケットを取ることに。

どうせならと、日本トップのミュージカルの一つ、

「ライオンキング」

に挑戦。

 

楽しみにしている様子まではなかったものの、始まってすぐに、目をキラキラさせてこう言いました。

「めっちゃ楽しい!連れてきてくれてありがとう!」

 

「よしっ!!間違ってなかった!!」

と心の中でガッツポーズをして、まずまずの反応を見て、この時は無事終了。

 

 

そして、アメリカに戻ってすぐ、近隣のミュージカルに行くことに。

ちょうど、近くの高校で、

「美女と野獣」

がやっていたので、次の大作戦への切符としました。

 

事前に、いくつか有名な歌があるので、少し歌う練習をしておきます。

少しでも知っている歌が出てくると、よりフックになるのは間違いないからね。

 

アクターは高校生だけど、日本のセミプロ劇団のレベルの舞台と衣装。

子どもたちもかなりのレベルで、入場料$25の価値は十分!

 

ふと娘を見ると・・・

 

完全にスイッチが入ったことが分かる表情をしているじゃないの!!

 

終始食い入るように見ていて、いつもの、お菓子をぼりぼり食べながら、終わるのを待つ姿とは明らかに違う。

 

 

感動の中、幕が下り、スタンディングオベーションで、出演者が挨拶をしていきます。

娘は、最後の最後まで、じっと舞台を見ていました。

 

これにて、

「何か心が動かされるものに出会わせたい」

大作戦の第一章が完結!

 

私、数年間諦めず、よく頑張った!

 

 

好きなものを見つけるのは、タイミングと階層が大事だと思ってます。

本物に触れさせるのは確かに大切だけど、どんな時も本物がいいとは言いきれない。

 

小さい子どもに、プロのオーケストラを聞かせても、(脳には良くても)感動できる可能性は低い。

その年齢に合った曲や雰囲気のものを与えるのが一番。

 

そして、同じような内容だとしても、前回は無反応だったけれど、次回は全く違う反応を見せることも。

その子が、その子の中での準備が整った頃に、出会わせることが大切なんだなぁ。

 

さぁ、ついに娘がミュージカルに出会った!

ここから、可能性を広げていこう!

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてもらいたいです。

いつか、オンラインやインパーソンで、会える日を願って!!