一昨日映画館にいったら、チェ・ゲバラの新作映画の宣伝をしていたので、ふとこの映画のことを思い出した。
『FIDEL』という映画(テレビのみの放送だったかも)は、先月末ある授業で取り上げられて知った。授業で関係するところしか見ていないし、輸入盤で英語だったから理解度は低いけれど、印象的な映画だったと思う。
邦題はなんだったか忘れてしまったが、邦題には副題があって、そこにチェの名前が出ているらしい。FIDELはカストロのことで、主人公はカストロなんだけども、日本人向けにチェがかなりクローズアップされた内容になってしまっている。先生は輸入盤を薦めていたけれど、わたしにもう少し英語力があったらなあ。
カストロを主人公にした映画なんだからもちろんキューバ革命前後のことが描かれている。でも主人公はじめどの登場人物も英語でしゃべっていることからも、キューバ人とは違った視点からの映画だということがわかる。アメリカ人がつくってアメリカで放送されたものなんだから英語なのはあたりまえなんだけど、これこそ革命の真実、なんて思ってはいけない(そう感じる人はあんまりいないかもしれないけれど)。革命の成功する中盤までは、キューバの人も楽しめているが、後半は好きじゃないという人が多いらしい。
事実を基にした物語っていうのは、ただ楽しむために見るのももちろんいいけれど、どういう立場の誰が、誰に向けて何の目的で制作したのか、それだけで随分趣の違う作品になってしまうということ、事実の意味が違うということ、そういう難しさがすごくあって、それでいろいろ考えたりするのが最近好きなんです。
いつも尻すぼみブログ。疲れたからきょうはおわりっ。