心
こんばんは
ご訪問ありがとうございます
今日は遠方に退院後訪問へ行ったあと
院内で仕事をして
18時からアピアランスケアのZOOM研修を受けました
帰宅して家でゆっくり受けようと思っていたのに、会議の資料の準備をしながら横目でZOOMを見るみたいな
不本意な研修の受講となってしまいました
楽しみにしていた研修だったのに
アピアランスとは
『外観や人の容貌』を意味します
脱毛、皮膚や爪の変化、手術の傷あとなど
治療によって起こる外見の変化に対し、支援することを『アピアランスケア』と呼びます
抗がん剤の影響で脱毛する方の心のケア
治療によって起こる外見の変化
抗がん剤による脱毛以外にも、乳がんによる乳房の切除、放射線療法による色素沈着、爪の変化、乳がん術後のリンパ浮腫、あとは大腸がん手術後の人工肛門(ストーマ)など
治療による外見の変化はたくさんあります
私の場合の汎発性脱毛症とは少し違うのかもしれません
でも、感覚はとても近しいと感じています
私は髪の毛がたくさん抜けたとき
迷うことなく医療用ウイッグのお店に駆け込みました
その日にウイッグを購入して使用を始めました
なぜか
今までと同じ自分でいたかったから
髪の毛があり、みんなと笑顔で会話をする自分のままでいたかった
私が一度目に脱毛症が改善したとき
身近に私と同じように脱毛症になられた女性がいました
その方はウイッグは被りたくないと、医療用の帽子を被っておられました
私にはその選択肢はなかったんですよね
なぜなら
多分、一般的には脱毛症というよりは、抗がん剤治療後の脱毛と思われ、
周囲に心配をかけるのではと思ったのだと思います
いつもの自分の姿に近い形を極力選びたかったような気がします
そのときはただただ必死なので
そんなことを考える余裕もありませんでしたが
外見の変化はなってみないと
その苦痛がわからないと思います
40代だから?
髪の毛以外は健康じゃないか?
可愛い子供たちもいて?
関係ないんです
この喪失感と自分が弱る感じ
唯一、罹ったのが子供じゃなくて自分で良かったなとは思った記憶がある
病気による心身の不調に加え
容姿の変化は心に大きなダメージを与えるでしょう
引き続きアピアランスケアの情報を集めて
知識を深めたい
halu