新国立劇場バレエ団 | 寺岡のぞみオフィシャルブログ「Hopeful days」by Ameba

新国立劇場バレエ団

子どもの頃、私が夢見ていたものは、バレリーナでした💖
幼い頃から、北海道の久富淑子バレエスクールに通っていました。久富先生は、あの熊川哲也さんの少年時代にバレエを教えられていた先生で、そのご縁もあり、一度だけ(もちろん熊川さんと同じ演目ではありませんが)帰国された時に、同じ舞台にも立たせて頂いたことがあります。
「いつか東京でバレエを踊りたい!」
「いつか世界へ行って踊りたい!」

怪我をして、叶わぬ夢になってしまいましたが、本気で夢見ていました😊

そして、今日…


なんと!

東京に来て10年が過ぎて…

やっと、観に行くことが出来ました😭

幼い頃に夢見ていた…

【新国立劇場バレエ団】の『白鳥の湖』を観に行くことが出来ました😭😭😭

かなり前から席をおさえていて、1階の席で観ることが出来た為、表情までもがしっかりと見られました。

主演は
ソリストの木村優里さん💓
ファーストソリストの渡邊峻郁さん💓

お2人とも、抜群に華があり、出てこられた瞬間から、拍手喝采でした👏

第一幕では、王子、ジークフリードの成人を祝い、お城で宴が行われます。
まるで台詞がある物語を観ているような感覚になったのは、踊りはもちろんのこと、表情までもが…皆さま、万華鏡のように変化していて、役に入り切っているのが伝わりました。

第二幕では、深い森の湖畔。悪魔ロートバルトに白鳥に変えられた乙女たちが、夜の間だけ人間の姿に戻ります。
一糸乱れずの踊り!なんて綺麗なんだろう、と惚れ惚れしました。
中でもオゼットは、抜群に美しく、王子の心を捉えます。
軸が高く、本物の白鳥のよう!羽がついているようでした。どんなに回転しても、ピタリと止まる瞬間は、鳥肌が立つほどの感動を感じ、何度も何度も拍手を送りました。

第三幕は、舞踏会です。ここで、黒鳥が登場!オディール(黒鳥)が…もう妖艶過ぎて、王子ではなくても心を持っていかれてしまいます。
もちろん、観客席からも…小さい女の子から、お年寄りまで「ブラボー」の嵐!です。生オーケストラの演奏で踊るので、尚更のこと、迫真の演技と、その瞬間の呼吸を感じました。

第四幕では、王子が黒鳥オディールに心変わりしたことを、嘆きながら仲間の白鳥たちに伝えるオデット。ジークフリード王子は、オデットに赦しを請い、何とか許して貰いますが…そこへ、宿敵のロートバルトが現れます。
ジークフリードとロートバルトの最後の戦いのシーンも、格好良かったです。

アンコールも、5回、6回と…観客席からの感動は、冷めることがない舞台を観せて頂きました👏

「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」はチャイコフスキー作曲の世界三大バレエ曲と言われていますが…残り二つも観に行ってみたい!と思いました。

皆さまも、是非芸術に浸りたい日には…新国立劇場バレエ団の舞台…おススメです。
今回の『白鳥の湖』は6日までの公演のようです。