うちの電車区にN700Sの確認試験車が投入されました。
本物では出番が少ない車両というのに相変わらずの投入です。
(おそらく、ドクターイエローよりも姿を見つけるのが大変でしょう)
N700系も先行試作車が在籍しているから、変な編成も揃えようというだけです。
それに加えて再生産をしてくれるかわからないという事情もあります。
量産車と違うのはN700系の先行試作車ともどもパンタ付き車両には何やらあります。
(屋根の標記がまだなのが、N700Sです)
模型ではこの部分がN700系と同じ部品みたいですが、本物も同じなのか気になります。
違っていたとしてもNゲージサイズだとわからないくらいでしょうか。
どっちにしても屋根に付いているだけで雰囲気は変わってくると思います。
ちなみに、N700は両面テープだったのとは打って変わって、
今回は頑張ってゴム系接着剤で取り付けました。
N700Sの2号車と15号車にはパンタグラフを取り付けることを考慮しているのか、
N700系の9000番台とは違うようです。
量産車は普通の屋根で登場すれば、
N700SはN700系以上に量産車との違いがありそうです。
思っている以上に試作車感がある車両というのが興味深いです。
知ればその分だけ興味深い編成となりそうですが、
少数派の極みな車両をトミーテックがかなりの割合で製品化するのかが謎です。
ただし、いろいろと試作車らしい部分が再現されているのはいいのですが、
わかりやすいと思われる、ロゴの部分はあまり鮮明でないのが残念です。
量産車が登場すると回りに埋もれ気味な存在になりそうですが、
うちの電車区ではそんな事情は一切無視な扱いとなるでしょう。