およそ四十年会社勤めしていて
今思えば、あほくさ、やめたらいいのにと思っていた会社のしてた事。
高校卒業後、二社に正社員で勤めたのだが、
最初の会社は昭和時代に入社したこともあり、かなり今思えば?な慣習やきまりが存在していた。
あの頃おかしいと思わずに素直に従っていた事をツラツラ思い出してみようと思う
・自分の机でタバコが吸えた。
(家に帰ったら髪の毛はたばこ臭まみれ。灰を落として焦げてる書類もあった。その灰皿のゴミを捨てにまわるのは女性社員。)
・毎朝、全員の机の掃除と全員のお茶を淹れて配布。
(新入社員は個々の湯飲を覚えるのが最初の仕事。)
・経理の集計はそろばん。
(新入社員はベテラン社員の計算を検算させられる。間違いを見つけたらちょっと嬉しかったりするけど、先輩に間違いを指摘するのはちょっと怖かったりする)
・冠婚葬祭が発生する度にお知らせが来てお金が飛んでいく
(あまり話した事のない人まで嫌と言えずに払いまくる。)
・あちこちで社内恋愛勃発。ついでに結婚もしていく。当時の女性先輩社員は8割くらい社内結婚していた。
・夏は暑気払い、冬は年末の打ち上げと題して飲み会。
100人分のおつまみを買う為に女性の先輩と三人で年二回デパ地下まで買い出し。くたくたになって帰ってきて準備。
そのおつまみにケチをつける男性社員
ひたすら無視の奥ゆかしかった昭和の女性社員。
・大量に届くお中元お歳暮の品。年末にくじで山分け。
(これに要する残業を申請したら、これは仕事じゃないからと断られる)
・誰も聞いていない無駄な月曜日の朝礼。
(途中から全員が100人の前でスピーチという名のさらし者の日になり、
これが嫌で一社目は退職。)
この時すでに勤続ニ十五年経過。よく頑張ったわね私。こんな会社で
頑張れた理由はなんだかんだバブル期だったせいもあり、給料やボーナスが良かった。そして、先輩や同僚女性社員が皆常識的で良い人ばかりだった。(今思えば。)