先日、SBI証券にて気になる商品を発見しましたにやり

 

 

商品は第178回利付国債(20年)ですキラキラ

償還期間20年の超長期債で、2021年9月に発行されました。

 

コロナ不況による世界的な金融緩和の中で発行された債券のため、20年の償還期間ながら利率は0.5%ほどです。

10年国債の金利すら0.9%に達しようかという現在においては0.5%の利率には何の魅力もないため、販売価格は額面の85%ほどとなっています…。

 

 

…いろいろ悪く書きましたが、銀行預金と比べると見え方が変わってきますニコニコ

もちろん厳密には、額面保証の定期預金と時価変動ありの債券は同列には比較できないわけですがあせる

 

仮に、銀行で毎年0.5%の金利が付いて、預入金額1万円につき1500円がその場で還元される定期預金があったとすると万々歳ですよだれ

 

 

というわけで、ゆうちょ銀行で積み立てていた定額貯金のうちの10万円分を解約して、上記国債の購入に充てることにします。

 

 

この定額貯金は5年前の金利優遇時に作ったもので、現行の0.002%の5倍にあたる0.01%の金利が付いていましたが、5年間についた利子は税引き前で54円ほどです。

 

上記の利付国債を同額保有した場合は5年間で2500円の利子が付くわけですので、満期保有を前提とした場合、どちらが有利か明らかですウインク

 

 

20200403enkaku.pdf (japanpost.jp)

 

もちろん銀行預金の金利は変動するので、長期的に見て預金金利が0.5%の水準を上回る可能性もありますが、上の2007年以降の金利推移を見る限り、その可能性は低そうです…。

 

 

解約した10万円の定額貯金分で上記20年国債を購入しましたチョキ

購入金額は85286円です。

 

 

 

超長期国債については、すでにアメリカ国債で購入経験がありますが、日本の超長期国債については今回が初取得ですにやり

 

 

日本国債20年:債券・国債利回り | マーケット情報 | 松井証券 (matsui.co.jp)

 

参考に、こちらは日本の20年国債の金利推移です。

2018年の20年国債金利も0.5%強にとどまっていることから、5年前の時点では上記国債と条件の同じ国債は額面取引だったと言えます。

 

前述の通り定額貯金でついた利子は54円ほどでしたが、5年間待ったおかげで1万数千円のお釣りが貰えたかと思うと良かったのかもしれません音譜