JXTGホールディングス【5020】より、中間事業報告書と中間配当が届きました。
配当金は1株11円で、年間配当は1株22円を予定しています
配当金は数年前まで1株16円でしたが、東燃ゼネラルとの合併を機に増配となり、配当利回りは直近の株価で4%台半ばとなります♪
今期の業績はこちら。
今期はガソリンスタンドブランドの「ENEOS」への統一(社名も「ENEOSホールディングス」に変更予定)が完了し、大阪製油所の機能縮小など、事業の効率化が進められましたが、石油製品の利益率が低下したことから、利益面では苦戦しました
業績の低迷に加え、ESG投資の台頭で環境負荷の大きい事業は忌避される傾向となり、これもJXTGホールディングスの株価を押し下げる要因となりました。
JXTGホールディングスが計画している石炭発電事業にも逆風が吹いています
そのことを意識してか、事業トピックスでは海外洋上風力発電への事業参画が大きく取り上げられています。
しかしながら、現状ではまだ石油精製・ガソリン小売に代わる新たな成長事業は見えてきません