祖父の味 | ヲタ旦那とオニ嫁の日々

ヲタ旦那とオニ嫁の日々

春の足音が聞えてきました

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祖父は気が向いた年に
多分庭の梅の木からたくさん梅が収穫できた年限定で
梅酒を漬けていた

実は我が家の家訓は
・立ってるものは親でも使え
・女は酒に呑まれるな
の2つ
中学に上がってすぐくらいから
実は舐める程度から飲まされてました
初めて飲んだアルコールが実はこの祖父の特製梅酒
あまり砂糖が強くなく
酒飲みが好みそうな味に仕上がってます

父が『そういえば』と気を利かせて探しだしてくれたのが
1999年に漬けていた梅酒
この年の梅酒はなぜか一度も開封されることなく
今の今まで20年漬かっていた

味は恐ろしいほど濃い
梅酒・焼酎はロック党な私が水割りに敢えてするほどの濃さ
でも梅の仁の味がよく出ていて
とても美味しかった

今年はこれを飲もう
一度しか外で一緒に飲むことが出来なかった祖父の背中を思い出して
小さなうちから
つれ回された小料理屋や寿司屋のカウンターで頭を撫でてくれた手を思い出して