床暖房やパネルヒーターに入っている不凍液は、水分が蒸発して少しずつ減ってきます。

補充には専用の補充液を使ってくだい。
不凍液は水分のみが蒸発して不凍液の成分は蒸発しない為、濃度が濃くなり大げさに言うとドロドロになってきます。

補充液が無い時は水道水でも構いませんが、不凍液の劣化が進むので不凍液を交換するタイミングが早くなります。

メーカーの推奨交換時期は6年に一回。
水道水を補充した場合は、3年に一回です。


交換しないとどうなるのか。
不凍液が酸化していくのでボイラーや配管、パネルなどが錆びて来て液漏れや故障の原因になります。

中には10年以上交換していない事もありますが、実は問題無く使えています。しかし20年30年後を考えた時には不凍液を交換している場合と比べ、器具の損傷具合は違ってきます。


そして1番大事な事は、不凍液を選ぶ時に専用の補充液がある事です。
メーカーによって成分や濃度が違います。
専用の補充液が無い不凍液を選ぶと水道水を入れる事になり劣化が進みます。


暖房器具メーカーの指定の不凍液を使うと安心でしょう。


不凍液は、強アルカリ性なので処分する時は産廃業者に不凍液の処分を依頼している会社に依頼して下さいね。