札幌へ向かう特急スズランからのブログです。

室蘭市で、ストーブを扱う
のぞえ商事の野副弘幸です。

今日は、ボクの大好きな本。坂本光司先生の
「日本でいちばん大切にしたい会社」にのぞえ商事とお取引があるメーカーが出て来たので、ご紹介します。

新潟県にあるファンヒーターと加湿器が主力商品「ダイニチ工業」。その他にもスモークマシンやコーヒーメーカーなどを手がけています。

何が良くて、わざわざ本にまで取り上げられたのか?
「日本でいちばん大切にしたい会社」で書かれていたのは、
「ダイニチ工業」は、冬物商品が主力商品なので、春から夏にかけては閑散期に入るのです。
在庫を持たずにジャストインタイムで、生産をする方式が主流の製造業で、
何台売れるかわからない冬物商品を毎月一定の台数を生産しています。

下請け工場に、年間を通して仕事を発注する為の配慮からこの様な形になっていると書いていました。

確かに忙しい時期だけの生産を依頼すると下請け工場の会社が半年しか動かない事になる。
そうなると、資金繰りの圧迫や通年雇用が難しくなり、人財の確保も厳しくなって来ます。

これだけでも素晴らしい取り組みなのですが、「ダイニチ工業」は、まだまだ多くの素晴らしい取り組みをされている会社です。

障害者雇用も積極的行い、結束を高める為の新入社員全員による遠足や、登山、社内運動会(下請けさんも参加します)、社員全員による社員旅行(社員約500人)、メセナ活動など、
ボクが、覚えているだけでもこれだけの事をやっているのです。


社外や社員、地域にも貢献されている。そんな素晴らしい会社と、お付き合いがある私達は、本当に幸せですし、誇りに思います。

中小企業しか取り上げない「日本でいちばん大切にしたい会社」に一部上場の会社が紹介されるのは今まで無かったと記憶しています。
ファンヒーターや加湿器を買う時に少しでも思い出してもらえると嬉しいです。



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