都内で原発の被災によるデマが行き交っています。


公的機関の発表する情報以外は誤りが多く、特にヨウ素剤等の誤った服用は危険ですので、絶対にお止め下さい。


また、降雨等の人体への影響はありません。


デマ、チェーンメールにご注意下さい。 




 福島第一原子力発電所の被災により放射性物質が放出されたことが報告されていますが、すでに国や県が万が一に備えて、必要な住民の方には屋内退避や避難を実施しています。


 また、東京都内においても、15日午前中に微量の放射線物質が測定されました。


 しかしながら、現時点ではごく微量な値であり、直ちに健康に影響を及ぼすものではありません






『都民の健康影響に関すること』




● 都民が放射能の汚染から身を守るのはどうしたらいいのか。



 現在の放射線量は健康に被害を及ぼす量ではないので通常の生活では問題ありません。どうしても心配であれば、外出を控えたり、マスクをしたりすることも身を守る方法のひとつと考えられます。


● 今後放射線量が上昇したときに子供を外で遊ばせることはやめたほうがいいのか。


 緊急度が高い場合には防災無線などを使ってお知らせすることも考えられますが、現在のところそのようなレベルではありません。


● 当日、外に干してあった洗濯物は大丈夫か。


 都内では、一時的に放射線量の増加がみられたが、健康影響が懸念されるものではない。どうしても心配ならば、洗濯物を屋内に干すなどの対応をすることが考えられます。


● 雨や雪にはあたらないほうがよいのか。


 都内では、一時的に放射線量の増加がみられたが、健康影響が懸念されるものではありません


● 妊婦や乳幼児がいるが大丈夫か。


 今のレベルでは、大丈夫と考えられます。


●外部の空気を入れないようドアや窓を閉め、換気扇やエアコンを止めるように新聞に書いてあったが。


 都内では、放射線による健康被害が懸念される状況ではありません


● 福島県にいた。(福島県を通って帰ってきた)影響はないか?


 現在、被ばくされたおそれのある方は、現地で福島県が行った検査対象となって、検査を受けているので、その対象となっていなかった方は、基本的には心配ありません
 避難や退避勧告の対象となった地域の住民以外の方や、旅行などで短期的に福島県を訪れた方は、特別に必要はありません


● 都内にいる人も安定型ヨウ素剤服用した方が良いか。


 現在のレベルでは、その必要は全くありません


●市販の外用医薬品のヨード製剤(ヨードチンキ、ルゴール液等)を飲んでもいいか。


 うがい薬やのどスプレーにもヨウ素が含まれているものもありますが、ヨウ素の含有量も少なく、他の成分も多く含まれており、内服用ではないので、体に有害な作用を及ぼす可能性があるため、飲んではいけません


● 現在売られている野菜など食品は大丈夫か。


 現在売られている野菜や食品については心配はいらない考えられます。


● 自宅の畑・家庭菜園等で作っている野菜や農作物は食べても大丈夫か。


 実際に、都内で測定された放射線量(3月15日)は微量であり、健康に影響のない値であり、現時点では家庭菜園等で作った農産物を食べても問題ない考えられます。
 また、放射性物質が付着していたとしても、放射性物質は農作物の表面に付着しているため、洗浄することにより、外部の汚れと一緒に落とすことができます


● 水道水は飲んでも大丈夫か。



『東京都内における放射線量の測定について』




 東京都内の放射線量モニタリングの結果、3月15日午前10時に測定された放射線量は、1時間あたり0.809マイクロシーベルトでした。これは、通常レベル(0.035マイクロシーベルト)の約20倍です。
 測定された0.809マイクロシーベルトは、年間では7,087マイクロシーベルトに相当しますが、年間で100,000マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)以下であれば、健康や環境に影響が出ることはないと言われています。
 (参考:胸部レントゲンの撮影では、1回あたり60マイクロシーベルト程度の被爆があるとされています。)
 そのため、現在の放射線量は健康に被害を及ぼす量ではないので通常の生活では問題ありません。またその後、数値は下がっております。今後も24時間継続測定し、1時間ごとの結果を東京都福祉保健局のホームページで公表していきます。



詳しくは下記ホームページをご覧ください


東京都福祉保健局  http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/


独立行政法人放射線医学総合研究所ホームページ  http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3




問い合わせ先:



 千代田保健所健康推進課  03-5211-81738175(平日9~17時まで)
 千代田区環境安全部防災課 03-5211-3620(平日17時以降、土曜・日曜日・休日)





 問題ない考えられますが、詳しくは給水元の水道事業者に確認ください。










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