憲政記念館、大講堂に550名を超える方々が集まり、その関心の高さが伺えます。


40名以上の国会議員も参加し、検察審査会の疑惑究明を国会でしっかり行っていくとの決意表明もありました。

議員全員の紹介の最後に、森ゆうこ参議院議員から、

「区議会議員ですが、野沢けいすけさんもお越しです」と思いがけずご紹介を戴き大変恐縮しました。


森議員とは昨年の民主党代表選の際、一緒に報道された縁もあり、お気遣い戴いたのではないでしょうか。


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冒頭、前参議院議員の平野貞夫・日本一新の会代表より、現民主党執行部に対し、強烈な批判の言葉がありました。

本当に国を憂うる政治家の言葉であり、重みのある挨拶でした。



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そして、今まさに検察審査会と戦っている森議員より、「検察審査会の謎を解明せよ」と題し、検察審査会の調査報告がありました。

何もかもが秘密のベールに包まれており、疑惑は増すばかりでした。


小沢一郎民主党元代表を強制起訴に陥れた、東京第五検察審査会はまさに謎だらけでした。


審査員は無作為に選定されたか?

審査員は本当に存在したのか?

審査会は本当に開催されたのか?


といった、信じられない疑問が生じるほどの実態が森議員によって明らかにされました。


そして、調査中ではありますが、既に現段階で「起訴議決は無効」と言わざるを得ない状況であります。


詳しくは、森議員の資料サイト をご覧下さい。



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会も終盤に差し掛かり、飛び入り参加した副島隆彦さんから、「60年安保を超える国民運動にしなければならない」と検察審査会の疑惑追及を国民運動レベルで戦う必要性を訴える挨拶がありました。


会終了後、副島さんと統一選に向けて、私も含め民主党の同志が大変厳しい戦いを強いられている話をさせて戴きました。また、しっかりと小沢色を出していれば、何れ必ず正義となるとおっしゃっていました。



採択された決議文をご紹介します。



「決 議 文」


 検察審査会の二度にわたる起訴相当議決に基き、指定弁護士3名は、本年1月31日小沢一郎議員を東京地方裁判所に提訴した。


陸山会の土地購入に関する虚偽記載が政治資金規正法に違反し、それにつき小沢一郎議員が秘書と共謀した、というのが提訴内容である。


 しかしながら、陸山会の政治資金問題については、既に検察特捜部の長期にわたる大規模な捜査によっても犯罪事実の存在しないことが明確 になっており、この問題はすでに終っていることである。


 しかるに、検察特捜部の意を受けた東京第五検察審査会はその構成も、議決手続も全く明らかにしないまま、2度の起訴相当議決を創り上げ、これを鵜呑みにした東京地方裁判所によって指定された3名の弁護士が違法の疑いのある提訴をしたものである。


 我々は、昨年の春以来、小沢一郎議員に対する検察とマスメディアの攻撃が、日本の議会制民主主義に対する挑戦であるとの認識の下に、様々の活動を展開してきた。


 その中で明らかになったことは、検察審査会が、検察のチェック機関ではなく、その別働隊であること、裁判所、弁護士会も、それを補完す る役割を果している、ということである。


 今や、小沢一郎議員の政治生命を抹殺するために、検察、検察審査会、裁判所、弁護士会などの司法関係機関と、官僚、マスメディアが一体 となっており、その上に民主党政権と国会が、これを後押しするという日本の歴史上類を見ない危険な状況が現出している。


 現在、民主党執行部が行おうとしている小沢一郎議員に対する処分は、議会制民主政治の否定である。


 これは明らかなファシズムの現出と言うべきである。


 それにも拘わらず、現在のこのような日本の政治上の危機的状況に対する政党及び国会議員の認識は、極めて不十分なものと考えざるを得ない。


 我々は小沢一郎議員に対する現在の国家的弾圧を、単に小沢一郎議員個人に対する攻撃と考えてはならない。


 それは、即ち、日本の議会制民主主義、ひいてはそれによって恩恵を受ける我々国民すべてに対する攻撃でもある。


 この趣旨に沿って、我々は日本の政治に責任を負うすべての政党 が、検察審査会にかけられているあらゆる疑惑を明らかにし、その不当な運営を止めさせるとともに、憲法違反の疑いが濃厚な検察審査会制度を、真に民主的な制度に改編するための作業に直ちに着手することを要求するものである。


 それとともに、我々は本日、全国の市民と国会議員が連帯して検察審査会の疑惑を解明する中で、わが国に真の議会制民主主義を確立するため の国民的運動を展開することをここに宣言する。


平成23年2月9日


「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」



 今回、この会に参加して、小沢さんに対して物凄い大きな力が働いていることを実感しました。

確かに、プロの検察が嫌疑不十分として、不起訴したのにも拘らず、本当にあるのかも疑惑の渦中である検察審査会によって起訴議決がされたこと事態不可解であり、さらに調査が必要であると思われます。

検察審査会が対決すべきなのは、検察であって小沢さんではないのに、検察に操作されていること事態大問題であります。

今後、どのような運動体になるかわかりませんが、私も一緒に戦っていく覚悟です。


会の模様を是非、岩上安身氏のUstream チャンネルをご覧下さい。(無断リンクごめんなさい)