2019 麺道・映画道 回顧 | のざろのタイムカプセル

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一口馬主、映画館、ラーメンの記録です。

2020年がスタートして半月近く経ってしまいました。

駆け足で振り返ります。

───「よかったら、探してみてください。」


麺道2019

1位だけ!

東京駅ですね。限定。金目鯛の出汁は贅沢の極み。


関西では

ラーメン大戦争

イベントはこれだ!というものはなく、

横浜吉村家、家系総本山のインパクトが強烈でした。



映画道2019

約50作品鑑賞


★10と9(8)です。



日本代表する俳優ふたりが、死力を尽くした大傑作。
原作ファンとしては、関係者に大感謝です。


日本公開はされるとは思いますが、
テレビのワイドショーなんか一撃で吹っ飛ばします。


川口映画祭トートバッグにサインもらって、私小説をメールで送り、感想までいただいた佐藤監督。新作オリジナル脚本に『万引き家族』世界の是枝監督チームが出資することが先日発表になりました!



まさか宇都宮のガラガラ老舗劇場で、泣けるとは。
遠征しての感動は財産になりますね。


体調激悪、最後、名古屋のボロボロ劇場でした。
桜祭りに行き、監督にもお会いできました。


想像力のいる物語でした。
演劇に近いですね。
だれかの願いを叶えるには、犠牲が必要。エゴか、他者か。
日常生活に通じますね。


過去に恋愛関係にあった男女が、村社会で再会して、二転三転。
感情的で疲れるスペイン人だけど、その美しい世界を創り出すのも国民性。



主演の娘は引退してます。
インドは内需が強い分、質の高い作品が産まれやすいのかな。


芸人のセカンドキャリアに期待が膨らみました。
たくさん撮って欲しいですね。社会派コメディとか。


素敵な夢のあるファンタジーでした。
ありえない!とリアルに考える自分をさとしました。
劇場は夢を見る場所でもありました。
パンフ欲しい。


アラフォー女優をここまでキラキラさせる脚本、監督に感動。
物語は淡々ですが、目は離せない作りでした。




知らない世界を知るのも映画、劇場の魅力。
こっから、ラジオですが、音楽を聞き直し始めた気がします。
パンフ欲しい。


すごい映画を撮る監督です。
真面目な現代日本人がこれをエネルギーに変えられればいいのですが、格差は広がるばかり。


映画の入口としては最高です。
健常者、障害者、必ず橋渡しをする人の力が必要。
学ぶところが多々あり、知的好奇心を刺激されました。




いまどきお金と時間を費やし、当たりかハズレかわからない作品に触れる。確かにコスパ悪く生産性も低い娯楽ですが、本物や知らなかった現実に出会えた時、感動に溢れます。それがいかに不幸であっても。
スポンサーが付いてる俳優を使って、興行の当たりそうな流行りを作る昨今の邦画には辟易しています。有料コンテンツは他にもありますが、東京や関西、名古屋にはまだまだ頑張るミニシアター、映画館が残っています。映画祭もしかり。闇営業で叩かれた吉本でしたが、私個人には一流コンテンツを育成する会社にも見受けられます。

2020年夏、日本は、映画用語で云うところの物語のコーナー、曲がり角をオリンピックで迎えます。

そんな中で、
みなさんがひとつでも多くのグッドムービーに出会えますよう、お祈り致します。




(★10『パラサイト』ヤバすぎ!)