二度浸け
串カツが旨いと思える時はそんなにない。
でも、ある種の状況下では串カツが必須ということもある。
大阪・新世界の串カツ屋ではソースはステンレスのトレイに入っていて客は共用する。
衛生面を考えるとソースの二度浸けは御法度だ。
しかしいつの世にも掟破りはいるもので
あたりを見てこっそり二度浸けするダチョウ・・・
イカ焼き
これはイカ焼きがお好み焼きのことを思って詠んだ歌である。
イカ焼きは不当に貶められている。
お好み焼きが、ジャンクフードとはいえメジャーな地位を占め広範な支持を受けているのに,イカ焼きはまだ一部の愛好家のものに止まっている。
しかし、だ。
大阪・梅田の阪神百貨店の地下に行ってみろ。
全国のイカ焼きファンが集い、店内は異様な熱気に包まれている。
お好み焼きやたこ焼きとは違った「餅っぽい」食感に、ファンは舌鼓を打っている。
あるヒルズ族は何ヶ月かに一度、いいようもなくイカ焼きが食べたくなってここを訪れるという。
全国のイカ焼きファンよ、団結せよ。
別に団結せんでもええか・・・
チゲ鍋レッドナイト
言っとくけど、これは夫婦の情景ではない。
まあ、不倫の果ての鍋料理といったところだ。
しかもチゲ鍋。
とっても濃い。
君の箸が真っ赤に染まっているが
当然、このあと二人は身体距離を縮めているはずだ。
そこで、もう一句。
この句の解釈は読者諸兄に委ねたい・・・
私も・・・
私も乗り遅れてはなるまいと丸三証券のネット株の口座開設を申し込んだ。
うひひ～～
それで今日、口座開設完了の通知がきたのだ。
ここまでくれば、あとは丸三ネットの設定と口座への運用資金の振込みだけだ。
わ～、これで老後は安泰だ・・・運用資金さえあれば、だ！
ここで一句
ダチョウ、今日も冴え渡っている！
ニュービジネス
廃熱を利用した浴場や温水プールを火葬場に併設するというのはどうだろう？
エネルギーの効率的なリサイクルという意味ではとっても環境にやさしい。
「昔は一旦葬祭場に戻られる方が多かったんですが、最近では待っている間、一風呂浴びる方がほとんどです、はい。料理も用意いたしております。昨日も『お祖父ちゃんは温かいねえ・・・』なんて親子の会話が聞こえてきましたよ」と火葬場の営業マン。
団塊の世代がますます高齢化するこれからの時代、なかなかのアイデアだと思うんだが・・・
ダチョウ、不謹慎！
ダチョウ、吼える！
みみだれは貧者の病である。
昭和30年代、みみだれ患者は今よりはるかに多かった。
衛生観念が行き渡った今の時代、患者は少なくなっただろうが、なくなったわけではない。
壁の剥げた西成の林耳鼻科医院はそうした患者を集め、細々と食いつないでいる。
一方、みみだれごときでは医者に行かない路上生活者は寒風の中でアルミ缶を潰す。
そこでまた一句
あ～、ダチョウ、今夜も恐ろしいまでに鋭い！