自分の想いは

勝手に行動になる。


その行動を

否定されたり

拒絶されると


そう受け取る人もいるんだ。と

思って

気にも止めなかった。


やり過ごしてきた、とも言えるのかな。



今朝の空、綺麗だったな。




でも、時々


自分の想いと行動を

否定されて

疑われたとき


あなたの受け取った想いと

私の想い、

とった行動は

違うんだよ。と


わかって欲しい!という

気持ちになる時がある。


何度話を重ねても


そうだったのかもしれないけど

そうは受け取れない。とか


そんなわけない。

逆の立場なら、そう思える?とか


時間を置いても

やっぱり納得いかない。とか



そんな場面に出くわすことも、ある。



わかって欲しい。


受け入れて欲しい。


理解できない。


受け入れがたい。



それによって

相手が嫌な想いをしたなら


嫌な想いをさせて、ごめんね。

でも、私はこんな想いで

あの行動をとったんだよ。


ごめんね。



そう、伝えることしか

出来なかった。



言い訳を聞きたくない。

と、頑なになってしまった相手に

これ以上

何を、どう伝えればいいのだろう。



逆の立場だったなら

私も疑ってしまうだろうし

腹も立てると、思った。


そう思ったことも、伝えた。


自分だったら嫌な想いをすることを

その時、判断出来ずに

行動に移した自分のことも責めた。


なんであんなことしたんだろう。


あんなことさえしなければ

今も良い関係だったのに。



でも


おきてしまったことは

仕方がないから。


私の想いと行動で

嫌な想いをしたのなら


その想いと行動の訳を

正面から伝えることしか

出来ないんだ。



ごめんね。


嫌な想いをさせたこと

許して欲しい。



許してください。



この気持ちが出たときに

少し、涙が流れた。



凄く、

不思議な感覚なんだけど


私から出た想いに

私が揺さぶられた?


そんな感覚だった。


相手に伝えたはずなのに

私が誰かに言われたような感覚。



私は

誰に許して欲しいと願ったのか。


誰に

何を許してくださいと伝えたのか。


少し、困惑した。



私のなかで

なにひとつ誤魔化しのない

真っ直ぐな想いを


正面から伝えても

謝っても

許して欲しいと願っても


届かなかった淋しさなのか?



そうではなくて



なにひとつ誤魔化しのない

真っ直ぐな想いを


なんとか

わかって欲しい、と


嫌な想いをさせて

ごめんね、と


また

良い関係を続けたい、と


私以外の何かに

しがみつき


何かを失ってしまうという

幻想の恐怖に飲み込まれそうだったことを


私自身が、悲しんだ涙だったように

感じた。



誰かに許しを求める在り方に。


誰か主導の生き方に。


誰かに見放されるという

恐怖からの懇願に。



私を

そんな想いにさせてしまって

ごめんね。


これまでの私を

どうか、許して欲しい。



たぶん

私に伝えたかった言葉だったんだろうと

思った。


だから

身体が反応して

涙が流れた。


そんな気がした。



相手が私を

許す、許さない

受け入れる、受け入れないは


相手の事情であって

私には

どうすることも出来ないことだから。



真っ直ぐに

伝えたのなら


私の想いと行動の先は

どうあろうとも


結果でしかない。



この人との関係が終わってしまったら


これを失ってしまったら、と


膨れ上がった幻想の物語を

作りあげ


勝手に怯えて

勝手に嘆いていた意識の中に

いたのかもしれない。


私から流れた

不思議な感覚の涙が

それを教えてくれた気がした。


私は

私のままで生きていい


私は

私のままでしか生きれない


誰の許しも必要ない


許されなければいけないことなど

何もなかった。


自分を誤魔化さずにいるのなら


何が、どうあっても


私の生き方に

罪なことなんて、ない。


安心して、手放し

安心して、抱え込め


私は

あなたの全てを受け入れる。



そんなことが、あったんだ。