「出る杭は打たれる」と言います。有能で

やる気もあり、ある分野で頭角を表してい

く人は、周りの人たちの嫉妬から、とかく

悪いうわさを立てられることが多いようです



あるフリーのコピーライターの話をしましょ

う。

 彼が手がけた商品のコピーは、次々にヒッ

トしていきました。そのおかげで、彼の評判

は広告業界でどんどん高まっていきました。

 ですが一方で、彼の活躍を嫉妬して、よか

らぬうわさを立てる人が現れました。

 「彼は才能などない。仕事先の相手に取り

入るのがうまいだけだ」

 「ちょっとばかり仕事がうまくいっている

ので、いい気になっている。どうせすぐに

落ちぶれてしまうだろう」

 「彼のコピーは、じつは彼が考えついたも

のではない。誰かが考えついたものを、彼が

勝手に借用している」

 そんなうわさまで流れ始めました。

 もちろん、すべて根も葉もないウソばかり

なのです。しかし彼は一時期、それらのうわ

さにひどいショックを受けて、仕事が手につ

かなくなってしまいました。

 しかし彼を救ったのは、よきクライアント

、よき仕事仲間、よき友人の励ましの言葉だ

ったのです。

 考えてみれば、悪いうわさを流す人は、

ごく少数の人でした。大多数の人たちは、よ

き協力者でした。そこで彼は、考え方を改め

ました。

 「自分を応援してくれる人には感謝し、よ

からぬうわさを立てる人の言葉は無視する」

と、心に決めたのです。

 以来、彼は悪いうわさが耳に入ってきても

、心が動じなくなった言います。

 『周りの人たちの嫉妬による言葉など、気

にすることはありません』。自分を応援して

くれる人たちのために、どうやって役立つ

仕事をするか、ということだけを考えるこ

とで、悩みから解放されます。