小江戸大江戸、無念のリタイア | 目指せナイスミドル!

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こうも暑いと、走るどころじゃないですね。。

先週末に参加してきた5回目の小江戸大江戸200kでしたが・・

スタートしてからちょうど24時間が経過した2日目の朝8時頃、145km地点にある浅草橋エイドを出て少し進んだところで無念のリタイアとなりました。

 

 

リタイアした理由は、左脚の痛みです。前半の小江戸を走っていた頃から、左膝の裏側からふくらはぎにかけて、少し張りがあるかな・・とは思っていましたが、走るのに差し支えないレベルだったので気にせずそのまま走っていました。

その後距離が進むにつれ、張りは徐々に痛みに変わっていき、特に信号待ちやエイド休憩後の出発時は硬直して脚を動かすのが辛くなり、138km地点の東京タワーあたりからはいよいよ痛みで走ることも難しくなってしまい、浅草橋エイドにつくころには、びっこを引いてどうにか歩いていた状況でした。

時間的には、そこから先は半分くらい歩いてもゴール制限時間に間に合う状況でしたが、まともに歩けない状態ではさすがに完走は厳しいと判断し、また、過去の膝痛と比べて痛みの度合いが激しかったことで、正直心が折れてしまい、リタイアとの判断に至った次第です。

 

リタイアを申告する電話をした瞬間は、本当に切なかったです。自分が悔しいという気持ちよりも、この大会を主催するTWの代表の太田さんが、電話口で「リタイアですか。。それは残念ですね。。」と、本当に悲しそうだったので。主催者さんにとって、一人でも多くのランナーに完走してもらうことが一番の願いであることはよくわかっているつもりなので、なおさらです。


リタイアを申告した後は、痛む脚を引きずりながら電車を乗り継いで本部のある川越まで戻り、車で1時間くらい仮眠してから自宅に戻りましたが、この0泊2日の大会に参加して2日目の昼に自宅に戻ってきてしまったのは、何とも不思議な感じでした。

その後、シャワーを浴びて確か2時間ほど仮眠しましたが、夜にかけて寒さで体の震えがとまらなくなり、軽めの晩御飯を食べて19時には就寝。夜中に一度目が覚めましたが、朝までほぼほぼ寝ていたので、やはり相当消耗していたのだと思います。

 

このような感じで、大会2日目は心身共にかなり消耗していたせいもあり、リタイアした後も悔しいという気持ちは不思議と全くなく、とにかく寝たい、動きたくない、何もする気にならない、そんな感じでした。

 

 

 

で、一夜明けた月曜は、午前中は長男の中学校の卒業式に参加。午後は少しだけ仕事もこなしつつ、夕方くらいになるとやっと体も動くように。やはり途中リタイアのせいか、内臓のダメージは例年ほどでなく、お酒も翌日から割と美味しく飲めていました。

 

そしてさらに2日が経過し、今日は大会終了後3日目の水曜日。

やはり左脚にまだ痛みはありますが、かなり痛みは引いてきました。場所的には、当時はふくらはぎの上部を中心に、やや広範に鈍い痛みが広がっていた感じでしたが、今日時点では膝の裏側に集中しており、痛みから張りに戻ったというような状況です。

 

そもそも私、過去4回走った小江戸大江戸200kももちろんですが、ランニングを始めてから10年以上、膝裏やふくらはぎを痛めたことなんて一度もありません。シューズも昨年と同じものですし、ネットでいろいろ調べても”これだ”と思える要因が見つからずよくわからないのですが、可能性としては「着地の問題」が大きく関係していそうなのと、あとは「新調したゲイター(カーフスリーブ)が合わなかった影響」も少しあるかな?と思っています。

 

 

ちなみに、大会1日目は暑さも厳しかったですが、暑さ対策はかなり上手くいったと思えますので、暑さとリタイアは関係ありません。なお、暑さ対策については備忘録も兼ねて、また後で記事にしたいと思います。

 

 

 

以上、今回は途中リタイアという残念な結果となってしまいましたが、事前準備の点でやや不十分なところが幾つかあったことなどを考えると、「過去4回全て完走しているのだから、完走するだけなら問題ない」という慢心が心のどこかにあったのだと思います。この点は大いに反省です。

ブログを見てくださった皆さんは「145kmも走ったんだから十分」と思われる方もいるでしょうし、実際に会社の同僚数人からも同じ言葉をかけられてますが、やはりこの大会は完走することが最重要であり、完走が唯一のミッションだと思うので、満足感も達成感も全くありません。

 

ただ、もちろんこのままでは終われませんので、必ずリベンジします。

そのつもりで、早々に今年の課題・反省点の洗い出しと来年に向けた対策も考えたいですし、そのために、備忘録も兼ねて、数日以内には詳細な大会レポートを書く予定です。

 

 

最後に・・ 毎年同じことを言っていますが、小江戸大江戸200k、本当に素晴らしい大会です。

スタッフさんや私設エイドの皆さんには今年もさんざんお世話になりましたし、沢山のランナーさんと素敵な出会いがあったことも本当に良い思い出です。

感謝の気持ちなどは、とてもここには書ききれないので、また別の記事で改めて。

 

それでは。