中国最後の国境の街のみどころ
モンゴルと中国の国境の街二連に到着したのは8時半でした。
これから3時間車両の交換のために時間を潰さなければならないみたいです。
この K3のここまでで最高に良かったのか、
食堂車でした食の国中国です食堂車の料理もその場で一から調理します。
電子レンジ調理やレトルト食品などはないみたです。
火力必須の中華料理だけあって今でも幅広く石炭コンロが使われているようです。
最近では電気コンロも出てきたもようみたいですが。
出てくる料理は市中の一般食堂と比べると高めでしたが、車内でご飯と一品料理が食べられるのは有難かったです。
味は、食堂車の所属する鉄道管理局と料理長のやる気で天地の差が出てくるみたいですが、私のときは美味しかったです。
中国側の最後の駅です。
この駅で出国審査、そして台車交換を行います。
中蒙が鉄道で結ばれた時に造られた街で、鉄道施設がある以外に特に見るべきものは何もありませでした時間も夜9時を過ぎていました。
中国の国境駅では、国際列車が到着した時に駅員だけでなく出入国管理局の役人も、直立不動でホームに立って列車を迎えます。
国境に来たことを感じさせてくれました。
停車した後に出入国管理員と税関吏が列車に乗り込んできて審査が始まります。
審査自体にものものしい雰囲気はありません。
車内でパスポートにスタンプが押されて終了。
審査後、モンゴル人たちは列車を降りて街へ出かけていきます。
もし列車を降りたければその旨を列車員に伝えないとドアを開けてもらえず、そのまま台車交換場へ連れて行かれることになります。
下車する際は必ずパスポートが必要です。
出国審査が終わっているのにも関わらず街に出られるのが不思議でした。
モンゴル人達は街で最後の買い物をするために出ていくようで、台車交換を終えて再度ホームに戻って来た時は、山程の荷物と共に大挙して列車に乗り込んで来ます。
美しい街ウランバートルのみどころ
ウランバートルはモンゴルの首都であり、最大の都市です標高は 1350m の位置にあり、人口はおよそ130万人で、人口の半数はウランバートルに集まっているみたいです。
モンゴルといえば何と言っても相撲界のスターが多くいる日本には馴染みある国です。
今回はウランバートルで リセすることはしませんが。
今回同じ席になったモンゴルの横綱白鴎のファンの年配の人の話では、モンゴルでおすすめの美しいところは 「テレルジ国立公園」で 遊牧民のゲルに宿泊して
広大な敷地を馬に乗って草原を走るこれがこれがモンゴルの最高の景色と自慢げに
年配の男性が説明してくれました。
やはりやはりこのモンゴルの大自然が横綱たち多くの力士を育てたのだと思いました。
他にもその人の話によるとチンギスハーンの騎馬像やガンダン寺等の見所を教えてもらったが次の機会になりそうで申し訳ありません
モンゴルの大草原の見どころを語る
島国で育った私達日本人には、想像がつかない広大な面積があるモンゴルの大草原です。昨夜8時半に到着した 国境の町二連で3時間を台車の交換に費やし二連を出発したのは、真夜中近い時間でした。
しばらく横になっていると車窓から眩しい光の朝日が差し込んで目が覚めて、外を見ると一面今まで人生の中で見たことのない何もない大草原の中を揺れる列車は走っていました。
中国側の二連迄は中国らしい混雑した町並みが続いていましたが、これが国境を越えると様変わりするという国際列車の醍醐味だという意味が理解できました。
まぶし朝日と広大な草原にしばらく感動に浸っていたら、まもなく中間の地点ウランバートルに到着しました。
隣の年配の人はここで降りられるようで日本語で「さようなら」と気持ちいい笑顔で体格のいい体がホームから消えていきました。