令和6年能登半島地震の
被害にあわれた方々に
心よりお見舞い申し上げますとともに
被害にあわれたすべての方々に
最高最善の復興がもたらされますことを
心よりお祈り申し上げます。

こんにちは、野雨紗樹です。

2月になりました。

 

寒中とはいえ
年が明けてから
日差しの中に春の気配を感じます。

それはまるで
ヴァイオリンで正しい音程を
求める感覚と似ているような。

ところで
自分の演奏を録音
してみたことはありますか?

あるなら
その録音を聴いて
どうでしたか?

あまりにも下手…
こんなはずはない!
って思いませんでしたか?

それは私だけ…

ではきっとないはず。

もっとうまく弾けていると
思っていたのに…

実はそう感じるのは
私たちの脳が優秀だからで
脳が足りないところを補って
くれているからなのですね。

録音では
そういう救いの手が一切入らないので
否が応でも現実を直視することになります…

それでも
録音した演奏がとても上手!
と思った方は
この先は読まなくてもよさそうです。

でも
録音した演奏が下手すぎて
どうにかしたい…と思ったなら
ぜひ続きを読んでみてください。

では

録音した演奏はどうして
そんなに下手に聴こえるのか?


それは一言でいえば
正しい音程を取れていないから
なのですね。

正しい音程を取れていない
=響いていない
からです。

試しにもう一度
録音を聴いてみてください。

どうですか?

ヴァイオリンの音
ちゃんと響いていますか?

どこか曇ったような感じに
なっていませんか?

ということは
音を響かせれば上手に聴こえる
ということです。

演奏が下手に聴こえる理由は
右手の問題でもなく
左手の問題でもなく
ましてや
あなたに才能がないからでもなく、実は
ヴァイオリンを響かせられていないだけ
だったのです。

そしてその
ヴァイオリンを響かせられない理由は
ヴァイオリン本来の音程の取り方を
していないからに尽きます。

過去の記事にも書きましたが
ヴァイオリンは
正しい音程の場所で
最もよく響くようにできています。

その場所から少しでもずれると
曇ったような音になるので
下手に聴こえるというわけです。

そのずれは
普通に弾いていてもわかりますが
録音では顕著です。

であれば
あなたのヴァイオリンの演奏を
上手に聴こえるようにするには
右手より先に
左手より先に
その音の最も響く場所を探すことです!

そして
その最もよく響くところを探し当てられたなら
そこがその音の正しい音程となるのです。

つまり
ヴァイオリンの正しい音程
=その音が最もよく響くところ

なのです。

繰り返しになりますが
ヴァイオリン演奏の土台となるのが
ヴァイオリンの音程の取り方であり
右手、左手、音色、その他諸々は
その上に成り立つものです。

この順番がわかれば
遠回りせずに最短で
確実に上達できます。

ヴァイオリン本来の音程の取り方を
学びたいのに学べなくて
仕方なく右手や左手を一生懸命
どうにかしようとするも
それではやはり上手くはならなかった
私だからこそ言えることです。

ヴァイオリンは響かせてこそですキラキラ

素敵な響きで演奏できますよう
いつもあなたの上達を願っています。

それでは
今日も素敵なヴァイオリンライフを♪

いつもありがとうございます虹ラブラブ