夏休みの宿題の中で、うちの子どもたちにとって最大の難関が読書感想文!!

いや、親バカかもしれないけど、三人とも本を読むのは大好きだし、読書の量も多いと思うが、それを書きとめて、感想を表現するのが苦手なのだ。


ちなみに、今の小中学校には「読書記録カード」というものがあって、家や学校の図書館で読んだ本を記録し、定期的に担任の先生がチェックしているらしい。


長男は、勉強もスポーツも特に秀でているものがなかったのだが、中学校時代に唯一個人表彰されたのが、この「読書量」に関しての賞状だった。

しかも学校長ではなく、茨城県知事からの表彰状!!

素直に息子のことを尊敬してしまう。


というわけで、読書カードも、読書感想文も、読んで感じたことをアウトプットすることが目的。

それによって、内容がより深く頭と心に記憶される。

確かに重要なことだと思うが、子どもたちだけでなく、お父さん自身も苦手なのだ(^-^;


そんなボクあてに、在り難いお話をいただいた。

師匠福島正伸先生の新刊を読んで、感想をFacebook上でシェアしてほしいという。

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届いた本は、二度読ませていただいた。

一度目はストーリーに食いついてしまい、一気に読んでしまった。

二度目は、何気なく綴られている主人公二人の言葉の行間をかみしめながら。


今回の本は、福島先生の自叙伝的な小説
すべてを明るく笑い飛ばしてしまう、今の先生のお姿や言動からは想像もつかないくらいに、先生にも苦労と困難に心を砕いた日々があったのだと思うと、急に親近感が強くなってしまった。


中でも一番印象に残ったのが、主人公の一人シバちゃん(福島先生?)のセリフ


「ボクは、始める前に決めているんだよ。
一生賭けても何も成果が出ないかもしれない。
それでもあきらめずにやるって。
自分が今、挑戦していることの先に、一人でも笑顔になる人がいると信じ切れるのならば、俺はそのためにこの命の時間を費やしてもかまわないって」

もう、このセリフだけで、しびれて体が動けなくなりそうなくらい感動した。

自分の命は、なんのために使うんだろう?
何も成果が出ないかもしれない
でも、一人でも笑顔になる人がいると信じ切れるならば、あきらめないで続けられる。

まさに著者である、福島先生の神髄はこのセリフに詰まっている!!

とまぁ、お父さんの読書感想文も、大した文章にならないから、子どもたちにとやかく言えないなぁ(^-^;
よし、しばらくサボっていた読書ノートを復活して、アウトプットの鍛錬をしよう!!