3日目は、ふたたびふみちゃんがガイドツアーをしてくれた。

個人的には、空港に戻る方向ということで、松江城や小泉八雲記念館等々に行きたかったのだが、ふみちゃん曰く「そんなの見たってしゃーない」という。


そこで彼女が連れて行ってくれたのが、鳥取の名山でもある大山。

登山をするわけじゃなく、大神山神社というところに案内してもらったのだが、ひたすらまっすぐに伸びて、しかも結構勾配のついた坂道を登ることになる!!

いや、これはもう、登山みたいなもんでしょ(^-^;


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

さぁ、やっと鳥居に到着したぞ!!

というわけで、鳥居をくぐって本当の参道を歩きはじめると、そこには日本一長い天然石の参道という看板が立てられている。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

確かに、参道というよりも、本当の山道を歩いているような感じだ。
途中には大きな岩に根を張り巡らせている木立がそびえているし、わきを流れる
せせらぎが清々しく、ものすごく気分がいい!!

やっぱり自然の力ってすごいよね!!


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

やっと到着した本殿は、権現造りという建物で、どこかお寺の本堂に近いような雰囲気だ。

実際に出雲近辺の神社とは雰囲気も異なるが、祀られているのは大国主命らしい。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

ふみちゃんは出雲の神様たちにも詳しいが、この神社を解説してくれた時が一番嬉しそうだった。

もう「ようこそ私の故郷、大山によくきてくれました!!」みたいな感じ

だから参道を登るときも、誰よりもウキウキしていたんだろうなぁ


鳥取、もっと言えば米子に住む人にとって、大山は神様の山らしい。

大きな災害があったとしても、大山のおかげさまで守られているっていう言い伝えもあるみたいだしね。

比べられるものじゃないけど、この大神山神社は、もしふみちゃんの案内がなかったら、きっと訪れることはなかったと思う。

いや実際に来たとしても、うちら家族だけなら、この坂道を見たら尻込みして帰っちゃうだろうな。

でも降りてくるときには、かなり膝と腰がガクガクしていたのは間違いない(笑)