夏の甲子園、前橋育英高校の優勝は嬉しかったなぁ!!

前にも話をしたように、この学校はうちのバンドのボーカル・よっちゃんの母校っていうだけで応援していたんだけど、試合を勝ち進めるほどに好きになっていった。


なんていうんだろう?

あまり詳しくは語れないけど、選手たちが本当に素直そうな感じで、いいチームだなぁと思えてくる。

エースピッチャーの高橋君の活躍がクローズアップされているが、彼だけでなく一人一人が輝いているように見えるのだ!!


そして荒井監督と、キャプテンの荒井君の関係も素晴らしい!!

「甲子園で優勝して、お父さんを日本一の監督にする」


イチローさんや石川遼さんの作文と同じように、彼もまた子どものころから夢を明確に描いてきた。

何よりも「お父さんのために」っていうだけで、グッとくるものがあるよね!!


そんな荒井監督の指導方針が、選手たちへの凡事徹底だった。

ご自身が、社会人野球の選手だった時代に「インコースの打ち方を覚えるよりも、まずはトイレをきれいにしろ、靴をきれいにそろえろ」という指導を受けたのがきっかけらしい。


あまり書かれていないようだが、前橋育英の選手は毎朝練習の時に、15分間ごみ拾いを続けている。

それは甲子園に行っている間も継続していたようだ。


「誰でもできることを、誰にでもできないくらいに続ける」

それをひたむきに続けてきたチームだから、コツコツと実績を積み上げてきた成果が、今回の優勝につながったかと思うと、本当にうれしい!!


奇しくも、この日日米通算4000本安打の記録を達成した、イチローさんの言葉を思い出す。


「小さいことを重ねることが、とんでもないところにいくただ一つの道だ」


成功に王道なんてない。

ただひたすら、いいことを毎日積み上げて進んでいくのみだね!!