ちょっと話が前後するが、あこがれ先生プロジェクトinいばらきの翌日は、美雪先生、真由美先生を水戸街中ツアーに連れ出した。


何しろ、真由美先生は茨城県に来るのが初めて!!

美雪先生も、昨年のドリプラ世界大会合宿が初めてということなので、せっかくだから水戸のいいところを観て回っていただきたい!!


ということで、勝手にご指名させてもらったのが、あしたの学校でも講師を務めている、水戸マチナカのプロフェッショナルコンビ、須藤さんと深谷君だ!!


前々から噂は聴いていたものの、この二人のガイドはすごく分かりやすくて面白い!!

須藤さんお手製の「ハンド・パワーポイント(簡単に言えばスケッチブックのめくり)」を使った解説は、お二人の先生にも大分受けていた。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

ちなみに、「これが密かな自慢」の「これ」とは、水戸の歴史に関わる話。

明治22年に、日本に初めて「市」という行政区が22都市誕生したのだが、その一つが水戸市なのだ!!

関東で市に選ばれた街は、横浜市と水戸市だけ!!

確かに、密かな自慢だ(笑)


その他にも、弘道館の歴史、水戸藩の歴史についても、色々と細かく教えてもらう。

あんまりガイドツアーって参加することないし、どちらかというと自分のペースで観光したくなるけれど、須藤さんも深谷君も、「これで飯が食えるんじゃないの?」と思うくらいに話術が巧みだ!!


水戸から離れていると、水戸=地元という感覚はないのだが、水戸徳川家の理念や思想を知れば知るほど、そのスケールの大きさを誇りに思う。

一張一弛(張り詰める部分と緩ませる部分の両方を併せ持つ)という思想の表れとして、文武両道の学びの場・弘道館と、癒しと感性を磨く憩いの場・偕楽園が作られた。


また真由美先生のリクエストにより、水戸の神社も案内してもらった。

水戸と言えば、常盤神社と思っていたのだが、もう一つ案内されたのが水戸八幡宮

いや、この神社は初めて知ったのだが、すごくいい気に満ちていて空気が心地いい!!


ちなみに、自動車の交通安全をお祓いするときに、茨城の大きな神社は車ごと境内に入っていけるし、車そのものにお祓いをしてもらうことが多いのだが、これって茨城だけの風習なのかな?

お二人の地元(福井、福岡)には無い風習らしく、面白いと感じていただいたようだ。


一見地味な水戸の街だけど、深掘りしていけばいろんな魅力に気づかせてもらえる。

やっぱり観光って「光るものを観る」のではなく「観るものを光り輝かせる」ことなんだろうなぁ

須藤さん、深谷くん、そして先生方、暑いところをありがとうございました!!