自分の奥さんが妊娠すると、街で妊婦さんや赤ちゃんを連れた女の人ばかり目につくようになる。
あるいは、「ポルシェに乗りたい」と思うと、ポルシェが目につくようになる。
そこにある風景は、昨日とほとんど変わっていないはずなのに。
同じようなことは、目だけでなく、耳にも言えるような気がする。
普段は何も気にしていなくても、ふとラジオから聞こえてきた音楽が気になってしまい、一生懸命にアーティストや曲名を探してしまうなんてことはよくある話だ。
最近のボクで言うと、やはり「学校」とか「教育」というネタに敏感になっている気がする。
いやもともとかなり敏感だったけど、この数か月はPTA会長をしていた時より反応が鋭いかも。
だから、どんな場所に行っても、そのクセが抜けないのだ。
金曜日はトラック協会青年部会の総会。
本体が一般社団法人になったことで、色々な制度が変わってきてまだよく理解できていないところもあるが、特にメンバーも変わらず和気あいあいの懇親会だった。
Facebookで繋がっている仲間には、ドリプラやあこがれ先生に関心を示してくれる仲間もいてくれて、コンパニオンさんそっちのけで盛り上がる!!
そして、二次会は恒例のキャバクラ街へ
真面目っ子ぶるつもりはないが、キャバクラで飲むのはものすごく気を遣って疲れてしまう。
ただこの日、たまたま隣についたお姉ちゃんの話には、ググッと食いついてしまった。
彼女の友達には、小学校に上がったばかりの娘さんがいる。
ただ彼女の友達と旦那さんは、些細なことで喧嘩ばかり。
お父さんお母さんの喧嘩を聞きたくなくて、娘さんは外に出て一人で遊ぶことが多くなったようだ。
ある日、お母さんは学校の先生からの電話で、警察に行った。
なんとその娘さんが、スーパーで万引きをしてしまったという。
イライラしながら警察に向かったお母さん。
でも、先に着いていた担任の先生と、婦警さんから事情を聴いて、怒りは萎えてしまったという。
「こうしたら、お父さんとお母さんが、自分のことを気にしてくれたと思ったみたいです」
それ以来、彼女の友達は、子供の前での夫婦喧嘩は止めたらしい。
聴いていて、かなりヤバかった。
作り話かもしれないけど、お店での話題にわざわざこんなネタは選ばないだろう。
この話聞いて感動するのは、娘さんの担任の先生だ。
娘さんの心をありのまま受け止め、お母さんにきちんと伝えられる。
二人で「この先生がすごいね」って、盛り上がってしまった!!
そういえば、この話になったきっかけって何だったっけ?
まぁ、どうでもいいか。
やっぱり学校ネタ、親ネタ、教育ネタを引き寄せるような顔してるのかなぁ(笑)