最近、予期せぬところから、おシゴトの相談が多くなってきた。

成約されたものばかりではないが、固定客様の売上比率が高いぼくらの会社にとって、ちょっとした相談をされるだけでも本当にありがたい。


例えば、先日茨城の所長やドライバーたちが、たまたま近所の飲食店に食事に行ったところ、ご主人から「厨房機器を一部入れ替えたい」という相談を受けてきた。

聞けばご主人は、うちが何を運んでいるのかを知ったうえで、「いつも食べに来てもらってるし、近所だからさ」という理由で声をかけてくれたのである。


あるいは、ご実家がうちの会社の近くという理由で、お引越しの相談をしてくださる方もいた。

特に引っ越し専門の部署があるわけでもないのに、「昔、おたくの会長に世話になったころがあるから」と声をかけてくれたのである。


物流に関することばかりじゃない。

稲葉通商で扱っている建材品の分野でも、「こういう材料が欲しいんだけど・・・」という相談を、今週になってからすでに2件受けている。


いずれも、今までほとんど扱いのなかった商品なので、仕入れ先を探すところから始まる案件。

でも新しいパートナーが増えると思えば、やっていてワクワクする!!


まだ詳しい話はできないが、そのうちの一つは、以前ボクがアイデアを出して提案したけれども、当時のスタッフから「そんな需要はないから、うちには必要ない」と一蹴されたものだった。

それ以降はボクも、あまり口を挟むことがなかったけど、今回はタイミングが合ってきたのだろう。


世の中でできている事実は一つ

それをチャンスととるか、ピンチととるかは、自分次第


これまでに何度も聞いてきた言葉だが、今はそれを実感している。

もちろん相談を受けるのは、いい話ばかりではなく、「何で!?」と落胆しそうな話もある。

ただ人間はムードで動いてしまう生き物。

いいムードを引き寄せる連鎖が始まれば、それが永続するようにチャンスを活かしていくだけだ!!