「子」という字には、ただ単に子供の「子」ではなく、「一」(はじめ)から「了」(おわり)まで、自分の人生を全うできるように、という意味が込められているそうです。

昔の親たちはそれを意識して、

明子さんなら、生涯、明るく過ごせますように、

栄子さんなら、生涯、栄えますように、と名付けていたのかもしれませんね


今井司


大好きな先輩であり、フローメーカーの今井司さんのメルマガを読んで、ビビッときてしまった。

我が家の娘は、二人とも「子」がつく子

名付けていただいた名前だとはいえ、そんなに深い意味があるとは気づかなかった!!


長女の名前は「恭子」

深田さん、岩崎さん、叶さんと同じ名前だが、「恭」という字の意味は、「うやうやしい」という意味だ。

「相手を敬う」「礼儀正しく」という意味でもある。


二女の名前は「悌子」

この「悌」という字には、兄弟姉妹の絆、あるいは年長者に従順に仕えるという意味がある。

末っ子として生まれた彼女は、名付けてくれた先生曰く「上の三兄弟の絆を繋ぎとめる役目」をもって生まれてきたのだという。


そう考えたときに、二人とも名前の意味に沿った人生を送ってくれたら、親としてとても嬉しく思う。

今のところは、男勝りな長女と、やんちゃできかんぼうな二女だが、やはり世間様から可愛がられるような女性に育ってほしいからね。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

ところで、最近は「子」のつく女性が減ったように感じる。

息子や娘のクラス名簿を見ても、それぞれのクラスに「子」のつく女子は一人ずつしかいない。

ちなみに娘のクラスの一人とは、娘本人のことだが(笑)


そもそも女性の名前に「子」をつけていたのは、皇族の娘さんたちだけだった。

明治時代になって、華族や貴族の娘さんにも「子」をつけるのが流行りだしたが、一般庶民に広がったのは20世紀に入ってからのことらしい。


今ではマイナーな存在の「子」のつく女性だけど、音の響きから言っても、「こ」のつく名前にはどこか凛々しさを感じるのはボクだけだろうか?

将来、孫娘が生まれるときにも、ぜひ「子」のつく名前がいいなと思っている。