被災していない9割の日本人に
「忘れるな」というと押し付けになってしまう
だから人間は忘れる生き物だということを認めたうえで
忘れない努力をしなければならない
伊集院静
もう2年と言うべきか、まだ2年と言うべきか
ボクのまわりでは、2011.3.11以前の何の不便さも不自由さも感じない生活を、取り戻している。
茨城県南部の被害は、震源地に近い沿岸部や北部、あるいは東北3県に比べたら、まだましな状態だったが、それでも震災後一週間は不便な状況もあった。
自宅の屋根は無事だったが、壁が崩れたり、サッシが歪んでしまったり
水道の水も、3日くらいは使えなかったような気がする。
幸いにして、井戸水と上水道水を併用していたので、井戸水を使うことができたのだが、地震の影響で水は濁ってしまい、そのまま飲み水には使えなかった。
ガスは使えたので、風呂には入れたが、シャワーを使わず汲み湯で体を洗った。
食料はスーパーやコンビニで買ってきたものが中心
それでも震災後2日目の日曜日にスーパーに行った時は、お菓子以外の食べ物はほぼ売り切れ!!
お店の中には、イライラ感でいっぱいのムードがたちこめて、息子たちと三人重い空気に耐えられずに帰ってきた記憶がある。
あたりまえの生活がありがたいことを、身をもって体験させていただいたはずなのに、それを忘れてしまっている自分がいる。
させていただけるシゴトがあることがありがたい
お腹いっぱいご飯が食べられ、何も考えずに風呂に入り、眠りにつけることがありがたい
そしてなにより、朝「いってきます」と言って家を出て、「ただいま」「おかえり」と家族と挨拶を交わせることがありがたい
大好きな先輩の一人水上さんは、メルマガで毎日この言葉を添えてくれている
今日は 昨日までしか生きられなかった人が どうしても生きたかった一日!
今日も楽しんで一生懸命に生きる!
冒頭に挙げた伊集院静さんの言葉のように、命がいただけていることを忘れてはいけないと思う。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします
そして与えられた、生かされた命を大切にして、楽しんで一生懸命に生きます!!