駐車場に車を停めるときには、なるべく遠いところから停める
近い場所は、お年寄りや小さい子供を連れた人のために、空けておくものだから
この考え方は、伊那食品工業の社員さんたちや、バグジーの久保社長から教えていただいた。
それを聴いてから、なるべく実践しているが、ついつい近い場所を探してしまう自分がいる。
仕事柄、お客様を送迎することも多いので、さすがにお客様に自分の考えを強要させるわけにはいかないので、そこは臨機応変に考えているけどね。
やはり雨風の強い日は、どうしても近くに停めてしまいたくなる。
ただ、ボクの悪い癖で、自分が「いいことをしている」と錯覚して思いあがると、マナーの守れない人に対して、イラッときてしまう。
受験生の長男は、夜学習塾に通っているのだが、終了が10時過ぎになるため、車で送迎している。
この塾の隣に、5台くらいのスペースの駐車場があるのだが、なぜかみんなそこを使わない。
理由は簡単、停めづらい駐車場だからだ。
じゃ、他の保護者はというと、塾の付近に路駐して、授業が終わるのを待っている。
夜の10時とはいえ、交通量がそこそこあるので、見通しが悪くなってしまう。
でもお互いに注意するわけでもなく、ボクの知る限り、改善されたことはない。
先生方にとっては、送迎をする保護者はお客様だから、不快な思いをさせたくないのかもしれない。
だからきっと、注意を促すこともないのだろう。
恥ずかしい話、ボクもイラッとしつつも、誰かに注意したこともない。
ただ、子どもたちが「これでOK」「何がいけないの?」と思ってしまうことを考えると、やっぱりダメなものはダメだと思うんだよなぁ・・・。
日本人のモラルの低下が、こうして継承されてしまうのかと思うと、すごく残念だ。