昨日は我が家の二男坊・昌弘の13歳の誕生日でした。
親バカな話ですが、うちの子どもたちは、本当に兄弟仲がいい!!
そりゃ子どもですから、小さな喧嘩は日常茶飯事ですが、仲直りするのも早いんです。
兄弟仲良く成長してくれることが、親としては一番うれしいことですね!!
先生 その994
社交的で積極的な長男に比べて、二男坊は引っ込み思案なところがあり、彼の友達が家に遊びに来ることも、遊びに行くこともほとんどありません。
休み中も、お兄ちゃんが塾に通い詰めていたため、家で妹たちの遊び相手をする程度
そんな彼のもとに、小学校時代の心友から、年賀状が届きました。
文面には「仮面ライダー部の仲間で、6日に映画を観に行きたいのだけど、一緒にいかないか?」というお誘いのメッセージが入ってました。
電話をかけるのも苦手な彼は、ドキドキとする気持ちを抑えながら、OKの返事をします。
親として、このお誘いは嬉しかったですね。
ところで「仮面ライダー部」っていうのは、小学校6年生の時の同じクラスの仲間と作ったグループのこと
リーダーはなぜか女の子で、全員日曜日の朝の「仮面ライダー○○」が大好きだったようです。
そんなわけで、観に行った映画はもちろん「仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム」・・・って、タイトル長いよっ!!
中学1年生5人と、リーダーの女の子の弟たち2人で、楽しく映画を楽しんだようです。
誘ってくれたMくんは、小学校の時に一番仲良しだった子ですが、卒業と同時に私立の中学校に進学したため、会う機会がなかなかありませんでした。
それでも、二男のことを気にかけてくれて、仲間たちと繋いでくれたことがあり難いです。
さらにありがたいことに、彼は息子の誕生日だからと、ソフトクリームをご馳走してくれたそうです。
久々の心友との再会がよっぽど楽しかったのか、息子はご満悦で家に帰ってきました。
正月に家族に届いた年賀状を見ながら、二男がさびしそうにつぶやきました。
「いいなぁ、父ちゃんはたくさん年賀状がもらえて・・・」
普段は一人で遊ぶことを好んでいるように見えましたが、本心は友達と楽しく遊びたいのです。
自分から積極的に、友達に声をかけられない二男は、信じられないかもしれないけど、小学生のころのボクによく似ています。
「お友達からの年賀状が欲しかったら、まず自分から年賀状を出すといいよ。
ただし、最初から返事を求めちゃダメだよ。相手の人に、喜んでもらいたい気持ちを伝えるんだ」
引っ込み思案で人見知りの激しかったボクが、たくさんの仲間と繋がれたのは、Mくんのように仲間同士をつないでくれるような友達がいたからだと思います。
事実、今もこうして仲間に恵まれているのも、ご縁を繋いでくれた仲間のおかげさまですから!!
以前はお兄ちゃんと比べてしまうことがありましたが、今はありのままに自分らしく生きようとしている二男が、親として誇らしく思えています。
他人と比べなくても、独自の世界にひたり、でも社会に対しては礼儀正しく生きている。
それだけで十分立派な13歳だと思うのは、親バカではないと自負しています。