私はそうでもない 派!
元々陸上競技にあまり興味がないんでしょうね。
ニューイヤーも箱根も、がっつり見たことはありません。
箱根のほうは、毎年母校が出ているようですが、優勝に絡むようなこともあまりないし
でも、今年の箱根駅伝では、感動の裏話を聴かせていただきました。
先生 その992
優勝した日体大チームは、昨年繰り上げスタートなどのアクシデントもあり、学校の記録上再会の19位という不甲斐ない成績で終わりました。
別府監督がその雪辱に燃えて、チームの立て直しをスタートさせたのは、なんと3日の夜
そう、箱根駅伝の復路が終了したその時から、翌年に向けて動き始めたのです。
本来なら新4年生を中心にするチーム作りをするべきところを、新3年生の服部さんを主将に指名し、まったく新たなチーム作りに着手します。
そのベースとなったのは、「基本的な生活習慣の見直し」でした
起床時間は朝の5時半
トレーニングの前後にはグラウンドの草取りや清掃を徹底
合宿所では一切禁酒し、夜遊びも厳禁、10時半には完全消灯して眠りにつくことも徹底しました。
もちろん、チームの中心は新3年生の服部さんであり、新4年生も主将の言葉には絶対の服従
この屈辱や、変革の大きさに耐えられず辞めていった部員もいたようですが、別府監督も服部さんも、じっと黙って耐えながら、全員参加でのチーム作りをしてきました。
もう一つの変革が、「当事者意識の共有」
それまで選抜メンバーだけしか参加しなかった合宿にも、1年生から4年生まで全員が参加
「選ばれし者」だけでなく、部員全員が一丸となり、雪辱を果たす機運を上げたのです。
実はこの話、うちの社長の受け売りです。
ボクと対照的に、箱根駅伝が始まるとテレビにくぎ付けになってしまう社長が、中継中に紹介されていたこの話に、深く感銘を受けて教えてくれました。
もちろんスポーツの世界だけじゃなく、我々中小企業のチームの在り方にもあてはまります!!
変革をもたらすには、基本をきちんと見直すことから。
そして全員が当事者意識を共有して、さらにいいチームになっていきます!!