昨日の日曜日は、久しぶりにこれといった予定のない、いやあえて言うなら「安息日」という予定の入った休日になりました。
家族でお昼ご飯を食べにいったあとは、家でDVD鑑賞
ボクの好きな脚本家であり、映画監督の、三谷幸喜さんの「素敵な金縛り」を観ていました。
- ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]/東宝
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
先生 その903
学生時代に、深夜番組で放送されていた「やっぱり猫がいる」
社会人なりたての頃に、毎週楽しみに見ていた「王様のレストラン」
スタジオで舞台のように撮影された「HR」
映画作品の「ラヂオの時間」も「有頂天ホテル」も、限られた空間を舞台にした、いわいるシチュエーションコメディは、三谷さんの十八番。
ところが、見ているときはそこが「限られた空間」であることを忘れてしまうくらいに、細かく広くストーリーが展開して、見ていて飽きないのです。
「素敵な金縛り」も、法廷を中心に回るシチュエーションコメディですが、今回の場合は「限られた空間」ではなく、「限られた条件」が中心になって展開してました。
どうせDVD化もされているので、軽くネタばらししますが、幽霊が見える人と見えない人とのギャップを楽しむ中で、問題解決をしていくお話です。
そうやって考えると、三谷さんの作品は、ほぼすべからくギリギリの制約条件の中で展開されます。
見ている側も頭に汗をかくような気持ちで、ストーリーに入りこんじゃうんですよね。
もう一つ、共通しているのは登場人物のキャラの濃さ。
一見リアルだけど、「こんな奴はおらんやろ!?」と突っ込みたくなるような人ばかり。
何気なくおかしいセリフが印象に残って、実際に教訓にしていることもあります。
例えば、「有頂天ホテル」に出てくる、ルームキーパー役の松たか子さんのセリフ
「濡れたタオルをソファーに置くな!!」
それを聞いてから、ボクはホテルに泊まった時に、濡れたタオルは椅子に置かなくなりました
(ソファーのある部屋に泊まったことはありません)
でも個人的に一番好きだったのは、やっぱり「古畑任三郎」シリーズです。
途中で完全犯罪を解くトリックを見破れたりすると、嬉しかったもんなぁ!!
犯人を陰湿に追い詰めていく古畑さんのキャラは、結構嫌な奴なんだけど、「人を裁く権利は我々にはない。あるのは真実を見つけることだけ」というストイックさが好きでした。
ギリギリの世界観で笑わせるけど、物語の根底には「人生訓」がきちんとあるんですよね。
三谷さんの作品は、笑わせられるだけでなく、ズシッとくる勇気を与えてくれます。