昨日の日曜日は、久しぶりにこれといった予定のない、いやあえて言うなら「安息日」という予定の入った休日になりました。

家族でお昼ご飯を食べにいったあとは、家でDVD鑑賞

ボクの好きな脚本家であり、映画監督の、三谷幸喜さんの「素敵な金縛り」を観ていました。

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]/東宝
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先生 その903


学生時代に、深夜番組で放送されていた「やっぱり猫がいる」

社会人なりたての頃に、毎週楽しみに見ていた「王様のレストラン」

スタジオで舞台のように撮影された「HR」


映画作品の「ラヂオの時間」も「有頂天ホテル」も、限られた空間を舞台にした、いわいるシチュエーションコメディは、三谷さんの十八番。

ところが、見ているときはそこが「限られた空間」であることを忘れてしまうくらいに、細かく広くストーリーが展開して、見ていて飽きないのです。


「素敵な金縛り」も、法廷を中心に回るシチュエーションコメディですが、今回の場合は「限られた空間」ではなく、「限られた条件」が中心になって展開してました。

どうせDVD化もされているので、軽くネタばらししますが、幽霊が見える人と見えない人とのギャップを楽しむ中で、問題解決をしていくお話です。


そうやって考えると、三谷さんの作品は、ほぼすべからくギリギリの制約条件の中で展開されます。

見ている側も頭に汗をかくような気持ちで、ストーリーに入りこんじゃうんですよね。


もう一つ、共通しているのは登場人物のキャラの濃さ。

一見リアルだけど、「こんな奴はおらんやろ!?」と突っ込みたくなるような人ばかり。

何気なくおかしいセリフが印象に残って、実際に教訓にしていることもあります。


例えば、「有頂天ホテル」に出てくる、ルームキーパー役の松たか子さんのセリフ


「濡れたタオルをソファーに置くな!!」


それを聞いてから、ボクはホテルに泊まった時に、濡れたタオルは椅子に置かなくなりました

(ソファーのある部屋に泊まったことはありません)


でも個人的に一番好きだったのは、やっぱり「古畑任三郎」シリーズです。

途中で完全犯罪を解くトリックを見破れたりすると、嬉しかったもんなぁ!!

犯人を陰湿に追い詰めていく古畑さんのキャラは、結構嫌な奴なんだけど、「人を裁く権利は我々にはない。あるのは真実を見つけることだけ」というストイックさが好きでした。


ギリギリの世界観で笑わせるけど、物語の根底には「人生訓」がきちんとあるんですよね。

三谷さんの作品は、笑わせられるだけでなく、ズシッとくる勇気を与えてくれます。