ブログネタ:いじめがでたクラスの担任は減給というワタミ会長の提案どう思う?
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渡邉美樹会長は、確かにすごい経営者だと思います。
ただ、このニュースを聴いたときに、この人に教育のことは任せられないと感じました。
「この問題を解決するには、教師には成果主義、学校には競争原理を持ち込むしかない」
一見正論のように思える話ですが、何をもって成果というのか、それが問題です。
先生 その885
学校の競争原理ということはともかく、「教師の成果主義」って何をもって成果を測るのでしょう?
「いじめの原因となる芽を見つけられず、摘み取れなかった教師は能力が足りない」
あまりにも、乱暴すぎる話に、あきれてモノが言えなくなりそうです!!
いじめの問題が顕在化していることなど、ボクに言わせれば氷山の一角
すべて掘り起こしたら、関わっていない小中高校生の割合など、ほとんどいないでしょう。
大津市教育委員会の問題が語るように、死亡者が出ていたことすら隠蔽しようとする大人がいるわけで、とにかく「表に出したくない」というのが、教育委員会や学校の考え方のようです。
もちろん、少年法があり、いじめた子供の人権も守る義務があるのは百も承知!!
でもその前に考えてほしいのは、いじめがおきる根本はどこにあるのかということです。
確かに、サラリーマン的に考えている教師が増えているのも事実です。
教育委員会や学校管理職者に、「怒られないように」授業を行い、PTAや保護者から「怒られないように」生徒指導を行う、すなわち「与えられた仕事を無難にこなそう」という教師です。
ただ、その人たちは、「他にやることがなくて」教師になったわけではありません。
本気で「やりたい」と思う志が無ければ、教員採用試験なんて簡単に合格できませんからね。
もちろん、自分がイメージしていた世界とのギャップを感じて、志が折れてしまう人も多いですが、多くの若い教員は本気で生徒たちのことに取り組んでいます。
暴言を承知で言いますが、ぼくら親たちが、若い教師の小さな失敗を攻めたてようと待ち構えていたら、彼らは怖くて何も冒険できないでしょう。
でも、子供を育てている人に聞きたい!!
自分の子供一人の問題で、失敗する経験なく子育てできた人っているんでしょうか?
仕事とはいえ、他人の子供を30人も預かっている教師が、「失敗しないように」という考えだけで授業を行い、生徒指導をしているとしたら恐ろしいこと。
だって、失敗しない唯一の方法は、何もしないことじゃないですか!!
「何もしない教師が一番偉い」なんて社会になったら、この国の未来が無いですよ!!
・・・すみません、ちょっと熱くなりすぎました
ただ渡邉美樹さんの考え方には、一つだけ大きな落とし穴があるのです。
ホンモノの教師は、「こうすれば給料が上がる」という挑発には、ノリが悪いんですよ
公立の学校の教師をやっている人にとっての最大の報酬は、教え子の成長していく姿
さらに言えば、大人になった教え子が、社会に貢献する人になることなのです。
だから教師という職業に就く人は、「聖職者」と呼ばれるわけですから!!
美樹会長、企業人の手法だけでは、学校教育の現場の改革はできませんぞ!!