三年生の先輩が引退し、長男たち二年生が部活の中心となりました。

以前にも話したように、お父ちゃんが未経験のスポーツであるサッカー部を選んだ我が長男。

体も引き締まってきて、今の時期は真っ黒に日に焼けて、逞しさが増しています。


先生 その594


みなさんに誤解されていますが、ボクは自分の子供の教育に熱心な親ではありません。

なので、一度も彼らの試合や練習風景を、観に行ったことがありません。


そんな時に、サッカー部の友達のお母さんたちが集まって、「子供たちと一緒に食事会をしましょう」というお誘いを受けたのです。

最初は「お前だけで行けるよな?」と、ボク自身は参加しない予定でしたが、「下の兄弟もOK」という誘い文句もあって、けっきょく三兄弟を連れて参加することになっちゃいました。


予想はしていたけど、お父さんの参加はボク一人。

お母さんたちの中には、一緒にPTA本部役員をやったアシちゃんや、かつてはご近所だったヨシ子ちゃんといった、気心の知れた人もいますが、やっぱりこの環境は苦手ですあせる


みんなの話を聴いていたら、子供たちの練習や試合に結構足を運んでいるんですね!!

そしてお母さんたちが、子供たちをよく観察していることに気づきます。


「あの子たち、相手に点を取られたり、ミスをして叱られると、下向いちゃうんだよねぇ。

なでしこの選手みたいに、上向いて笑顔になれば、もっと強くなりそうなんだけど・・・」


顧問の先生の指導方針までは分かりませんが、これは確かによくないですね。

ボクは基礎体力や技術的なことは分かりませんが、メンタルの重要性は分かっているつもりです。

うーん、一度彼らの試合を観察した上で、顧問の先生にエントモさんの本を教えたいなぁ。

ってことで、ボクが息子たちのサッカーを、初観戦する日も近いかもしれません。


しかし、中学二年生の男の子たちは、やんちゃだけど可愛いですね。

それなりに大人っぽく成長しているけど、どこかお母さんに甘えていたり、仲間同士で悪ふざけしたり。

このチームワーク(笑)に、メンタルの強さが加われば、いいチームになることでしょう。


帰りの車の中で、長男が話しかけてきてくれました。


「オレの仲間ってさぁ、みんなバカばっかりでしょ?」


「そうだなぁ、子供っぽくておもしれぇヤツが揃ってるよなぁ」


「あいつらと一緒だから、オレも頑張れるんだよねぇ」


自慢げに仲間を語る長男の姿に、「あぁ、やっぱりオレのせがれだなぁ」と嬉しくなりました。

親の知らないところで、子供はたくましく成長しているもんです。