働く携帯はそれぞれですが、会社勤めの人にとって一番嬉しい日は間違いなく給料日だと思います。

そして社長さんにとっては「ふぅ、今月も無事に渡せた」と、達成感(!?)を味わう日でもあると思います。

いずれにしても、お給料を受け取れることも、支払えることも、在り難いこと。

自然に湧き出てくるお金なんて、この世には存在しないですからねぇ・・・。


先生 その410


先週ゴルフをご一緒させていただいたメンバーに、ACトランスポート の池永社長がいらっしゃいます。

ボクより一つ年下なのですが、ものすごく貫禄が備わっていて、初対面の時には「ちょっと怖そうな雰囲気の人だな」と警戒してしまいましたが、話は面白いし、従業員さんたちに対して慈悲深い経営者です。


ドライバーから独立起業した池永さんの会社では、従業員さんたちへの毎月のお給料を、全額現金で支給しているのです。


「うちの従業員たちに、自分が稼いだお金の重みを感じてほしい。

そして、家族がいる従業員には、オヤジとしての威厳を保ってあげたいんだよね」


創業した時からずっと続けているという池永さんのこだわりは、従業員さんに対してだけでなく、その家族に対する愛情に繋がっているんですね。

簡単に真似できることではないけれど、この「現金手渡し」という行為が、従業員さんと社長の絆を深く強いものにしてきたのだと思います。


僕らの会社でも、以前は毎月給料日に現金を数えて渡していた時期があったそうです。

ただ、もらったお給料を家に入れてなかったり、飲み屋に行って無くしてしまったりしたことがあってから、銀行振り込みに変えてしまいました。

せめてもの名残として、夏冬の賞与だけは現金で支給していますが、お金が見えるだけでモチベーションは違ってくることは間違いないです。


「このお金で、○○は彼女とデートするのかな?」


「△△は、子供にクリスマスプレゼント買ってあげるのかな?」


「何に使ってもいいけど、ギャンブルにはあまり投資するなよっ」


下品と思われるかもしれませんが、賞与を用意する時に、ボクは現金の束を数えながら勝手に妄想してワクワクしています。(自分の懐には、入ってこないんだけどねぇ・・・)

その時につくづく感じるのは、日本のお札で一番大きいのが1万円札でよかったなぁと思うのです。

もし5万円札や10万円札があったら、それはそれで数えやすいと思うけど、1枚のお札と10枚のお札では重みが違います。やっぱり「重さ」を感じられるほうが、幸せですよね。


本当は、冬の賞与を振り込みにしてしまおうと考えた時期があったのですが、従業員さんにとって嬉しいのはどっちかを考えた時に、この習慣を続けようと思ったのです。

池永さんの話を聴いていなかったら、方法を改めていたかもしれません。

お給料は今までどおりの振り込みですが、せめて年に2回くらいは、家族に現金の入った給料袋を渡して、オヤジの威厳を維持できる。

そんな家庭の雰囲気を作れる会社でありたいと思います。