ということは、ボクが初めて人の父親に、おゆきちゃんが人の母親に、そしてそれぞれの両親にとっては初孫が生まれたという記念すべき日なのです。
先生 その353
13年前の朝、陣痛も破水もないまま産院に検診にいったところ
「もう頭が出てきてますよ」と言われて、そのまま出産の準備が始まり、分娩室に入ってから40分足らずで、助産婦さんから「おめでとうございます」というお告げをいただきました。
初産は時間がかかるという定説を、根底からひっくり返してくれる、在り難いほど順調な出産。
こうして稲葉泰久の人生がスタートするのです。
彼の人生で最初の試練は、弟が誕生する時でした。
当時は僕ら夫婦と3人で暮らしていたため、弟が生まれるのは嬉しくても、彼にとっては大好きなお母さんと離れ離れになってしまうことを意味します。
当然昼間はボクがいませんから、お袋が世話をしてくれることになりましたが、問題は夜です。
「寂しくて泣いたりしないだろうか?」「赤ちゃん還りにならないだろうか?」
そんな不安をよそに、彼は頼りないオヤジをニコニコしながら支えてくれました。
わずか2歳で頼もしいお兄ちゃんぶりを発揮してくれた彼には、ほんとうに感謝しかありません。
ボクが車を運転していて、イラッとして舌打ちをすると「父ちゃん、いちいち怒ったってしょうがねぇだろ
」といさめてくれます。
弟や妹がボクに叱られてしょげている時も、「お前、なんで父ちゃんに叱られたかわかるか?」と、フォローをしてくれます。
「本当に彼にはボクのDNAが受け継がれているのだろうか?」
と疑いたくなるくらいに、宇宙のような広い心で相手を受け入れているのです。
20代の頃のボクは、今と比べても気が弱く、我がままで、環境や他人のせいにして不平不満ばかり言ってるダメ父ちゃんでした。
そんなダメ父ちゃんの息子は、友達や家族に対して溢れんばかりの思いやりをもって、キラキラした笑顔で成長していきます。
「オレが成長しなかったら、将来この子の美しい心が腐ってしまう
」
そんな危機感を感じたから、ボクは自己変革をしてきたような気がします。
彼はボクのことを人間として成長させようと、神様仏様がこの世に遣わせてくれた存在なのです。
泰久がボクを父親として選んでくれて、この世に生まれてきた奇跡にありがとう。
13年目の節目は、改めて心から感謝する一日にしちゃいます!!
ブログネタ:10年前に想像していた自分像
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