PTA会長をしていた頃は、小学校の入学式に出席したことがありました。おめかしした6歳児たちが、一所懸命行儀よくしようとしている姿は、微笑ましく心がいやされます。しかし、中学校の入学式となると、どんな雰囲気になるのか、イメージが湧きません。
先生 その112
昨日は長男・泰久の入学式でした。
僕らの住んでいる地域は、同じエリアに小学校1校、中学校1校という特殊な地域なので、新しい友達が増えるといっても、転校生が来る程度。簡単に言えば9年間クラス替えをしているような環境です。
中学校では、ボクにとって嬉しい再会もありました。
2年前、教頭として隣の市に転勤されていた坪井先生
が、中学校の教頭として、この町に帰ってきたのです![]()
息子もこれからの生活にワクワクですが、ボクもワクワクしてしまいます。また地元で一緒に飲み語りができる仲間が増えたなと・・・。
そして校長は人見先生。ゴルフやサウナが好きそうな、ほんわかした雰囲気の校長先生です。(ちなみに風貌は元NHKアナウンサーの鈴木健二氏にそっくり)
以前、中学校のPTA運営会議にオブザーバー出席した時に、
「私は生徒たちをお客様扱いするつもりはありません。ご承知おきください」
という持論を、毅然として語ってくださった芯の強い先生です。
人見先生と何度かお話はしたことがありましたが、生徒たちに向けてのお話を聴くのは初めてでした。
「宇宙ステーション開発に対する日本の技術」
「オバマ大統領の外交政策」
「医師不足と高齢化社会問題」
「モラルハザード」
「小学校の英語教育」
これらの時事キーワードを並べたうえで
「今の君たちに『説明しろ』とは言いませんが、こういう言葉を自主的に調べて吸収することが中学校での勉強です」
と語ってくださいました。他にも何個かキーワードがありましたが、親であるボクが答えられるキーワードは・・・2,3個しかなかったと思います![]()
抽象的な言葉で語るのではなく、具体的な言葉でメッセージを伝える。それも、子供扱いせずに、アカデミックな言葉を遣うことで、理解できるかどうかは別にして、子供たちの気持ちを引き締める。
「お客様扱い」はしないけれど、子供たちを「一人の人間」として扱おうとする人見先生の熱意が伝わってきました。
僕等にとっても、気の引き締まる心構えを頂けたことに感謝し、息子の成長を家庭からサポートしていきたいと思います。