組織の中でのNo.2の存在は、トップの役割以上に重要かもしれません。理想のリーダーを陰で支える名参謀も、憧れる存在です。
先生 その104
非常に残念なことに、ボクが尊敬してやまない先生の一人である廣瀬校長先生
が、明日から別の小学校に異動になります![]()
定年までうちの学校に勤めてほしかったという願いは叶いませんでしたが、また新たな地域で子供たちや親たち、先生方を元気にしてくれることを願います。
もうひとつ残念なのは、3年間名コンビを務めた豊島教頭先生も、揃って移動になるということです![]()
豊島先生は3年前に赴任してきました。海外の日本人学校に努めたり、教育委員会に出向して教員の指導をしたり、研究開発のレポートを作ったりと、現場以外でも様々な経験を積まれている先生です。
いつも笑顔で、声が大きく元気な先生。相手に対する気配り、そして交渉の上手さは、学校の先生と言うよりも、大企業の営業マンといった感じです。
その一方、部下である先生方への指導は厳しかったようです。指導主事を経験されているため、よくも悪くも目が届いてしまうようで、年上の先生にも妥協しない正義感の強い人です。
「如才ない」という言葉は豊島教頭のような人のことをいうのでしょう。
我々に対する気配りも素晴らしく、PTAの役員さんたちの名前を、子供の名前や担任と関連付けて覚えているのです(ちなみに全校児童700弱の小学校です)。
苦情を訴えてくる保護者への対応の仕方も、相手を受け入れながら丁寧に回答するので、問題を最小限にとどめることができます。
しかし、当然答え方が相手の心に響かないこともあります。そんな時には、決まってこう言われます。
「どうしたら分かってもらえるでしょうねぇ・・・」
決して相手のせいにはしません。常に自分たちで解決しようという意識を持っています。
この考え方は、廣瀬校長も同じでした。二人とも「相手に依存しない」生き方をしているのです。
ボヤキ漫談のお笑い芸人のような校長と、エリート商社マンのような教頭。
お互いに足りないところを補っていく意味では、キャラが正反対であるのはいいことですが、もしどちらかが、「相手に依存する生き方」をしていたら、最幸のコンビは成立しなかったでしょう。
目指す目標に対する価値観が同じでなければ、名コンビにはならないということですね。
今日で3年続いた名コンビは解散しますが、明日からの新天地で、それぞれ最幸の相棒にめぐり合い、最幸の学校を創っていただけることをお祈りします。