今日の先生は、同年代に生まれたヒーローのような人です。無邪気な笑顔がトレードマーク、居酒屋から日本を元気にしようと奔走している、平成の坂本竜馬です。


先生 その54


てっぺんの大嶋啓介さんを初めて知ったのは、近所の本屋さんでした。名著「てっぺんの朝礼」が、店員さんお勧めの本として、平積みになっていました。「すごく笑っている人だなぁ・・・」というのが、最初の印象です。


しかし、当時のボクはパラパラと目を通しただけで、購入しなかったのです。ボクが「朝礼」と聞いてイメージしたのは、管理者養成学校とか体育会系的な「怖い」世界でした。表紙の大嶋さんの笑顔も「本当はこの人、怖い人なんじゃないかな?」と疑ってかかっていました。素直じゃなかったんですね。

スタッフの夢とやる気に火をつける! てっぺん!の朝礼/大嶋 啓介
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その後、すぎたつさんからいただいた、ナニメン、しもやん、大嶋啓介さんの「これを聴いて元気にならんやつはおらんやろ」のCDを聴き、ガラガラ声だけど人間臭い喋り方が気になり、当時新刊で出ていた中村文昭さんとのエッセイを読んでから、一気にファンになってしまいました。

ちょっとヤンチャでイケイケなベンチャー経営者のイメージだった大嶋さんが、実は等身大の人間味あふれるお兄ちゃん(ボクより年下ですが・・・)ような感じを受けたからです。

僕たちの“夢のつかみ方”をすべて語ろう! (Dream skill club)/中村 文昭
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中々、ご本人の話を聴く機会がなかったのですが、去年の11月にサンマーク出版さんの「生き方見本市」 、そして先月参加した「東京アホ会」 で講演を聴くことができました。

講演のスタイルは人それぞれです。丸一日みっちりお話を聴いても、中身が残らない方もいます。

大嶋さん、正直な感想を言うと、あまり上手にお話をするわけではないのですが(ごめんなさい)、情熱というか一所懸命さがズバッっと心に伝わってくるのです。

本気のジャンケンで、会場の人たちを熱く熱狂させる姿は、ロックスターのような、エンターテイナー性を感じます。


大嶋さんの魅力は、なんといっても笑顔。生きていることが、嬉しくてたまらないっていう顔をしています。

笑顔の秘訣について、大嶋さんは数日前のメルマガで、


「24時間笑顔を意識する」


と、おっしゃっていました。

すると、笑顔がだんだん良くなってきて、運もツキも良くなる。そして、人生が変わってくるそうです。

さらに、笑顔は人を幸せにする力を持っているのだそうです。


「幸せだから笑うのではなく、笑っているから幸せになれる」


20代の頃、ボクは「お前の笑顔はわざとらしい」と言われ、笑顔に自信がありませんでした。少しずつ笑顔の大切さが分かってきてから、大分意識するようになりましたが、きっと本当は意識しなくなったときに、ホンモノの笑顔になれるのでしょうね。

笑顔のイメージが定着出来たら、ボクも大嶋さんとお友だちになれるような気がします。