物流業界にいて、同業者からの学びを得る機会が多くなってきました。そのきっかけを作ってくれたのが、今日の先生です。
先生 その27
物流ジャーナリスト倶楽部代表の森田富士夫さんは、その名の通り物流ジャーナリスト。しかし、ただの評論家の立場ではなく、現場取材をしながら全国の中小企業の社長さんから感じた学びを本にしています。(辛口だと評されることもしばしば
・・・)
森田さんとのご縁は、水海道地区トラック事業協同組合の青年部での勉強会でした。地元が水海道市(当時)であり、うちの親父の高校の後輩にあたるご縁で、面倒を見てもらうことになったのです。今から10年前のことでした。
当時のボクはトラック組合の青年部に対して、「とりあえず出席しておこう」という程度の意識で、参加者していました。
森田さんがコーディネートして、最初の企業訪問の時でした。お忙しい中、担当者の方が苦労話や今後の課題など、初対面では聴くことのできないような話を一所懸命にしてくださいました。
一通り訪問が終わり、地元に戻ってみんなで食事会になりました。宴の中ごろになって
「君たちは普段、手帳を持ち歩かないのかい?」
という森田さんの質問が出ました。ボクはもちろん、先輩方も誰も答えられません
。
「社会人として、お客さんの話を聴くときにメモをとらないのは失礼だ。相手にも軽くみられるぞ。次回から、必ず用意しなさい
」
年下ではあるけれど、初対面の相手に厳しくマナーを教えてくれる方は中々いません。営業先意外でも、手帳を持ち歩くきっかけになった一言でした。
最初は「取材が仕事の人だから、こういう話をするのかな?」と思っていましたが、それだけではないということに気付きました。
言うまでもなく、「書く」という行為はものすごく大事です。相手から情報を引き出そうとするときに、メモ帳とペンは最高のアイテムになります。
もっともそれに気付いたのは、つい最近のことなのですが
その後も森田さんのご縁で、全国の物流業界関係者とのご縁が増え、学びが豊かになります。
雑談の中からも、業界の新しい事例や、挑戦する社長さんたちの話を沢山教えてもらえるので、セミナーや講演会にも、積極的に参加するようになりました。
そして去年、3年ぶりに青年部の仲間と研修旅行に行った時のこと・・・
10年前は最年少だったボクも、今回の研修旅行はボクが最年長クラスです。企業さんの訪問を終わった後に、20代の後輩たちに伝えました。
「お客さんの話を引き出すためには、手帳を用意したほうがいいよ」
嫌味な先輩と思われてもいいから、森田さんから教えていただいたことを、彼らのプラスになるように伝えていきたいと思います。
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