ボクには3人の子どもがいます。小6、小4、幼稚園年中の子どもたちには、文字通り担任の「先生」がいます。
今日は、その中で最も若い先生の話を・・・。
先生 その18
長女・恭子の担任・梓(あずさ)先生は、今年の春大学を卒業したばかりの新社会人。
「清楚で可憐なお嬢さん」といったイメージの先生です。
我々夫婦も、初々しく一所懸命な先生に好感をもちました。
もちろん恭子にとっても大好きな先生です。
おゆきちゃんの話によると、毎日のように
「今日あずさ先生と、○○して遊んだよ」
と目を輝かせながら報告してくれているようです。
お正月休みに、恭子と話をしていた時に、こんな質問をされました。
「お父さんは、私のことが好きだから、怒るんだよね?」
「そうだね。恭子はすごいことに気がついたね?」
「うん、あずさ先生がおしえてくれたの」
親である我々が伝えきれない本質を、先生は5歳の娘に伝えてくれていたのです!
というよりも、親の我々がその話を聴いて、自分自身を省みるきっかけになりました。
本当に、相手のことが「好きだから・・・」という理由で、「怒って(叱って)」いるだろうか?
ボクはまだまだ度量が小さい人間なので、相手に「イラっ」と感じた時の勢いだけで怒ってしまうことがあります。これは子どもたちだけでなく、嫁や家族、従業員さんとの接し方にも同じことが言えます。
もちろん、人を叱る上で「感情」は必要ですが、相手に「メッセージ」が届かなければ、叱る意味はありません。八つ当たりしているのと一緒です。
大きい声で叱る前に、もう1人の自分が「感情だけで怒ってないか?」って指示できるように、トレーニングしないと・・・。
気づかせてくれた、あずさ先生は、娘だけでなく、私にも大切なことを教えてくれる尊敬する人の1人になりました。