自分の内側の気持ち、感情。
その状態が、目の前の現実に現れている。
自分のことや、世界をどう感じているか。
それが目の前で繰り広げられているんだ。
自分のことを、「優しくない人間だなぁ」って感じていたとしたら、
現実に「あなたは優しくない人ですね」と思われているんじゃないかと感じるような出来事や、
「自分は優しくないんだなぁ」と感じる見方をしてしまう。
目の前の現実に反応して感情が出てくる、のではなくて、
自分の過去に出した感情が、目の前で表現されているの。
世界をどう見るか、どう感じるかは、
自分にどんな感情のフィルターを通して見ているかによるんだ。
世界に意味を持たせるのは、常に自分自身。
決して無理やりいい意味を持たせよう、ってことではなくてね。
ポジティブ思考は苦しいからね。
自分が気づかないくらい自然に
世界にフィルターをかけていることに気づくことなのかも。
事実がどのような状態か、よりも、
自分自身がどんな気持ちで世界を捉えたいか。
目の前の現実に感情は反応しちゃうかもだけど、
それとは別で、自分自身の気持ちを意図していく。
現実とは関係なくても、自分の感情は自分で創っていけるから。
その感情が、未来の世界を表現していくから。
現実は現実で体験しながら、
自分の中の気持ちを自分で創って味わっていくんだ。
感情を意図して出していく。
それが体験につながるからね。
でも、目の前のことに感情が反応しても大丈夫。
それも豊かな体験だからね。