もっと通じる英語に!
母音子音を超えた発音指導2
母音子音を超えた発音指導として
効果的なのは、
強勢の等時性の練習です![]()
日本では、これがリズムの練習で
使われることがありますが、
余興程度の地位しか与えられて
いません![]()
この練習をちょっと説明すると、
拍数は同じでも、単語数の多い、
長い文を…
例えば
Betty will be cooking some potatoes.
という3拍の文を
Beth cooks lunch.のような、
3拍だが短い文と
同じ速さ(時間の長さ)で言えるか…
つまりは、結局、長い文をいかに速く
言えるかを競う![]()
そんなゲームとして使われがちです![]()
いや、違うんです![]()
ちがうって!
もっと大きく深い意義があるんです![]()
強勢の等時性の練習は、
文に込められた意味を表現する練習
なんです![]()
文中のどんな単語が重要なのか、
意味と強弱を重ね合わせる練習なの
です![]()
そして、日本人が不得手とする、
機能語の弱形を克服する練習でも
あるんです![]()
単なる英語流の、早口言葉の練習
じゃないんです![]()
だからこそ、
ゆっくり、丁寧に、正確に
練習をしないといけない![]()
しかも何度も何度も練習して、
体に染み込ませていくことが必要
です![]()
この練習に慣れてくると…
日常のごく普通の句や文でも、
どう発音すればよいのか、察し![]()
がつくようになるのです![]()
夏休み明けに、my 学生たちは、強勢
の等時性のレッスン動画を提出した
わけです![]()
強勢に等時性にかなり習熟した段階
です![]()
そうすると、下のような例文も、か
なり英語っぽく読めるようになって
いるのです![]()
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Tom has finished his lunch.
I’m looking for a book for kids.
Health is better than wealth.
なぜって、どこに強弱をつければよい
のか、どこを伸ばせばよいのか、
わかるからです![]()
そして、助けを借りなくても、自分
で英語らし発音できるようになった
と気づくのです![]()
これは学生にとって大きな自信とな
るのです![]()
マグニチュード7!
そんな学生たちの中に、こんな意見
を出してくれた人がいます![]()
(授業後のリアクションペーパーに
書かれていたコメントです)。
「相手に一番伝えたい部分を強くは
っきり読む、といった会話の仕方
は、日本ではあまり見られないよう
な気がしたので、面白かった。」
いや、日本語の場合でも、本来は、
大事なところをはっきり読むんです![]()
ただ、英語ほどあからさまではない
のです![]()
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しかしながら、この学生が指摘する
ことも、事実ではあります![]()
日本語の場合、文は基本的に、初め
が高く、声は大きい。
そして終わりで声が低く、小さくな
ります![]()
だから最後に行くほど、聞きにくく
なります![]()
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自己紹介での名前なんて、たいてい
聞き取れなかったり、印象に残らな
かったりしますよね![]()
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その主要な理由の1つは、この辺に
かかわっているのです![]()
このように名前の前に前置きが多い
と、名前(特に下の名前)にたどり
着いた頃は、声がしぼんでいます![]()
これじゃ、名前など印象に残りませ
んよね![]()
![]()
![]()
強勢の等時性の練習に習熟すると、
この言い方の問題点がすぐわかるわ
けです![]()
大事な情報を際立たせていないこと
に気づけるわけです![]()
![]()
しかし!![]()
![]()
現代日本語
には、
大事なところを強調すべし、
というルールをがっつり破ってし
まう発音が存在します![]()
![]()
残念ながら、学生たちのほとんどが
課題動画の中で、この話し方をして
います![]()
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そう、
「です」だの、「ます」だの、
「(くだ)さい」だの
をむやみに強調しちゃう話し方です![]()
他のところは声が小さく、最後だけ
無駄にはっきり![]()
そこ、情報量ないですよ![]()
![]()
若者の典型的な話し方です(以前は
幼児の話し方だったが…
)が、
今や、年配者でもこういう話し方を
する人がいるんですよね
キモィ!
でも、強勢の等時性を練習してきた
学生たちは![]()
何を際立たせるべきか否かを、
判断できるようになってきている
ので![]()
自分たちのこの話し方の問題点が、
よくわかったことと思います![]()
![]()
次回の課題動画では、こういう子ど
もっぽい話し方に付き合わないで済
むといいんですが![]()
ただし![]()
文末を際立たせる…というこの話し
方、
もし、これを英語にあてはめられ
たなら、
英語が英語らしくなります![]()
![]()
そう、ボクのいう「句末原則」です。
英文では、通常、最後の内容語を
もっとも際立つように発音します
から![]()
日本語の癖を、英語にまで広げられ
たら、いいんですけどね![]()
しかし、いざ英語となると、だいた
い、文末でしぼんでしまうんですよ![]()
英語では、大事な情報は最後に来
る⇒だから文末は強調されるのに…
一方、日本語の文末の「です」など
には大した情報量はありません![]()
なのに、現代若者日本語では、そこ
を無駄に強調してしまう…![]()
ちなみに、この話し方が子どもっぽく聞こ
えるのは
…情報伝達ってことがわかっ
てない、ってことだからなんですよ![]()
![]()
先生になろうという大学生が、そんな話し
方してちゃあねぇ…![]()
とにかく、日本語と英語では、
文末の強調の意義がまったく違い
ます![]()
文末の強調、やるなら英語でやんな
さい!って話です
English!
強勢の等時性の練習に慣れて、
意味と強弱・高低の関係がわかる
ようになると、
ここら辺のことにも気づけるよう
になるょ、という話です![]()
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