今日は京都精華大学(shinbi)を会場にして行われた
田園ドリームプロジェクト
のイベントに行ってきました

写真家のMOTOKOさんがはじめて
農林水産省のWebにも載っている
この 田園 のシリーズ(?)
近所の石津さんからもお誘いを受けて
雪で遅れたJR湖西線に乗り込んで向かいました

石津さんや農家の方、嘉田知事のお話は
子どもたちへ農と自然をつなぐ、強い思いの溢れたトークで
私の今までのいろんなお付き合いと学びの中からたくさん思い起こすこともありました

で、その前に、その後に行われた(…)土田さんとMOTOKOさんのトーク、
これがまたすごくて、そちらのことを少し。

ご自身のお仕事を「虚業」とまでおっしゃっていたお二人
写真は今やモノですらなくなり、デジタルで ほぃと送れるようにもなり
写真の役割とは何か、何が出来るのかを語ってらしたのですが
写真は、モノをじっくり見せること、見ることの意味を考えさせること
何を見ているのかは、実は同じものを見ていてもその人ごとに違うけれど
とにかくそれを見ようと提示することだ、と。

私はMOTOKOさんと同じく西日本の神戸・街中育ちですが
確かに山懐に抱かれて育ち、関東平野のような広い平地はもちろん、
実は最初は新旭の平地にすら違和感を感じました

この関西の、人々が世代と歴史を重ねてきた土地に愛着を持ち
そして同じく琵琶湖岸で枝を広げるヤナギに言いようのない美を感じて
高島の自然を生活の中で体感し、そしてそれを人に伝えようとしているのですが
どうやって伝えたらいいのか よく迷います

そう、提示すること、体感すること、現場に立つこと
ただそれだけが私の仕事なのだ
そんなことを強く感じました

あっ、このイベント、明日20日もあります
MOTOKOさん、妙にライブをお勧めしていたので
きっと良いライブなんだと思いますので ぜひどうぞ!
京都の元・立誠小学校にて行われます