今日は新旭水鳥観察センターがお休みなので
ようやく2007年滋賀県水鳥一斉調査に出かけました。

この調査は、滋賀県にどのくらいぷかぷか泳いでる水鳥がどのくらいいるのか?
という素朴な疑問に答えて大切なデータとして残すために
滋賀の野鳥に関わる団体(日本野鳥の会京都支部滋賀支部滋賀県野鳥の会、湖北野鳥の会)のご協力で2年間成功されたということです。
そして3年目の2007年も調査を行っているところ。
<参考:日本野鳥の会滋賀支部会報「におのうみ」>

で、その調査に参加しました!
私は、水鳥センターを含む湖岸6,6kmをてくてく歩いて
ぷかぷか浮いている水鳥たちをひたすら数えました。

いやはや朝は雨が降ったり寒かったり大変だ~と感じていましたが、
だんだん雨も上がり、センターからとは違う水鳥たちの姿に
あぁ、やっぱり歩いてのバーディングはいいなぁ、とほっとするのです。

でもって最後の調査地で見つけたのが上の、くちばしのとんがった鳥です。
変わった名前、「オオハム」っていいます。お肉のハムとは関係ありません。
語源についてはこのページがよく分かりそうです。
抜粋すると、魚食み(うをはみ)が転訛(なまって変わること)したものということだそうです

とにかく潜るのが上手で、潜った!と思うとなかなか出てきません。
大きくってスマートで、素敵な鳥です。

あぁ良かった、と思いつつ、たらたらセンターに戻ろうと歩いていると
これまた「おや!」という小鳥たちが!
下の写真、「ハギマシコ」という鳥です。

なんてことはない一見地味な鳥ですが、
よく見るとなんとも風合いのある美しい色づかい
昔から見たいな~と思っていた鳥にようやく会えました。

調査の集計結果が楽しみです。さて今年はどのくらい確認されたんでしょうか?
ちなみに昨年は水鳥30種、138,913羽記録されています。