京都北山で、アカマツに生えるキノコを登って取りました。

アカマツに生える栗饅頭みたいなキノコがあって、
下側にまあるい穴がひとつ開いて「口」に見えるので
ヒトクチタケというそうです。
幹一面にいっぱい生えるのですが、
そのキノコにつく虫がいろいろいて、
どこにどんな風に虫がいるかということを詳しく調べる研究をお手伝いしました。

私がやったのはアカマツ一本に生えるキノコを登って取るというもの。
単純作業とはいえ、なかなか根気の要る作業でした。
10mくらいの高さまで登って、一つ一つ高さを記録しつつ袋に入れて採集します。
ときどきキノコからひょこひょこと虫が出てきます。
百数十個採集して7mくらいまで降りてきたところで時間切れ。

それ以下のは翌日はしごで採集されたということでした。
全部で400個ほどあったそうです! お疲れ様でした。